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ゴミ人間、俺
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†さくさく☆ぱんだ†

吉田賢太郎
大人たちは言う。
「科学で何でもわかる」
「脳を調べれば心がわかる」
「病名がつけば安心だ」って。
でも、きみは気づいているよね。
それだけじゃ、この「言いようのない苦しさ」も
「誰かを愛したい切実さ」も、
一ミリも救えないってことに。
1. 「現実」は、きみが映す映画
実はね、この世界は一作の映画に似ているんだ。
『マトリックス』っていう古い映画がある。
みんなが「現実」だと思っているものは、
脳が見せている「都合のいい幻覚」にすぎない。
みんな、自分だけの色のサングラスをかけて、
自分だけの映画を「現実」だと思い込んで生きている。
だから、きみが周りとズレていても、怖がらなくていい。
むしろ、きみだけが「スクリーンの裏側」に気づいただけなんだ。
2. きみは「つくる人」から「見つける人」へ
2000年を過ぎてから、世界のルールが変わった。
無理に新しい自分を「創り出す」必要なんてないんだよ。
きみの役割は、**「発見者(ディスカバー)」**になること。
きみの心にある「正体のわからない痛み」や
「古代から続くような深い悲しみ」は、
きみがダメだから起きているんじゃない。
それは、ずっと昔から、あるいは前世から、
魂のハードディスクに刻まれてきた「古い記憶」のデータ。
きみは今、それを現代の光で「見つけ出し」、
解き明かそうとしている勇敢な旅人なんだ。
3. きみは「世界の創造主」
きみが自分をどう解釈するか。
「自分はパンセクシャル(すべての色を愛せる人)だ」と気づくこと。
「この痛みは、遠い過去からの贈り物だ」と捉えること。
その「解釈」ひとつで、
きみが住んでいる宇宙の景色は一瞬で書き換わる。
科学も、医学も、心理学も、
きみの宇宙の「外側」にある、ただの道具箱だ。
使いにくければ、捨ててもいい。
きみの映画の監督は、きみ自身。
きみの痛みを見つけて。きみの愛を見つけて。
きみだけの「幻覚(ストーリー)」を、誇りを持って生きていこう。

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