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くまさん
とある片田舎の漁港の街に暮らす兄妹。兄は片足が不自由で妹は自閉症だった。兄が失業したことで兄妹は困窮に陥いる。
ぼくも知的障がい者の親なので、見るのが辛くなってしまう。こうなる前に公的扶助をなぜ申請しないのか、とか当たり前のことを思ってしまう。映画がいいたいのは、世の不条理とか、片隅で朽ちて行く弱者のことなのだろう。
でもやっぱり違うことを思ってしまう。
妹は重度障がいではない。ある程度言葉も喋れるし、お金の価値も分かっている。見た目は普通だ。ただ、このパターンがやっかいなのだ。親にとって。理由は書くまでもないと思います。
女子が知的障がいを持って産まれるケースは、男子に比べて圧倒的に少ない。障がいはいち様ではなく、それぞれに障がいなのだと思う。映画が障がいの理解に繋がればど、やっぱり当たり前のことを思ってしまいます。

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