それも一瞬で、すぐにどうでも良くなった。恐怖で自衛反応なのか感情とかが薄まったんだと思う。クルルはそこにあったはずのほんの僅かな感情を即座に感知して、今でも隣にいる。偶に一瞬香る淋しさに寄り添うためにいる。先生は裏で泣いてるよ。こわいこわいこわいってね。