まず結論から言うと、ネガティブであること自体は悪いことではありません。ネガティブということは、先のことを考えて、リスクを可視化しているということ。これこらを不安に思うことは、何も悪くないんです。

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のんのん

2025/11/18

なぜネガティブなのは悪いと言われるのでしょうか？

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まず結論から言うと、ネガティブであること自体は悪いことではありません。ネガティブということは、先のことを考えて、リスクを可視化しているということ。これこらを不安に思うことは、何も悪くないんです。
ただ、それを言うべきタイミングと、黙っておくべきタイミングがある。例えば、物凄く分かりやすい例を出すと、体育祭で大縄跳びをやることになって、みんなが盛り上がっている時に、「でもこれで怪我したらどうするの？」「誰が責任取るの？」等と言ってしまうと、クラスの士気は下がりますよね。別に言っていること自体は正しいのですが、それをこのタイミングで言ってどうなるのでしょう？　誰かが解決できる問題でもないし、他の人からしたら単純に空気が読めていないように映ります。
つまり、ネガティブなのが悪いことなのではなく、ネガティブ思考であってもコミュニケーション能力が高ければそれでいいのに、コミュニケーション能力が足りていないから余計なネガティブ発言をしてしまうことが悪いことなのです。
人というのは、必ず他人とのコミュニケーションが必要になる生き物です。原始の時代から、マンモスを狩るのにも人々はチーム戦でしたし、男がマンモスを狩っている間に、女性は住処を守る役割があった。人間というのは、社会性の生き物なのです。それは現代では尚更重要なことで、人とまともにコミュニケーションを取れない人は、仕事や学校行事でも自分の意見をしっかり伝えられなかったり、周りと連携が取れなかったりして、だんだん周りに人がいなくなります。そうなった時に、誰か助けてくれますか？誰も助けてくれないんです。何故なら、コミュニケーション能力=人間として必要な部分が欠けているから。
要するに、ポジティブが良くてネガティブが悪いとかそういう話ではなく、状況に応じてポジティブな発言をするべきなのか、ネガティブな意見が必要なのか、判断できるコミュニケーション能力が必要という話です。
僕はまだ20代ですが、特に最近の10大丈夫〜20代前半の人は考え方が極端で、「これはダメと言われる」「これはみんながいいというからいい」みたいな感覚の人が多いように感じます。そんなくだらない価値観に縛られず、ちゃんと自分の思ったことを、人に嫌な思いをさせることなく伝えられる能力を身に付けていければいいと思います。