また、来週〜！｜れん🍋の投稿-GRAVITY(グラビティ) SNS

最低賃金の見直しは、多くの企業にとって重要な課題となりました。

賃金を払う側としての本音は…

忘年会はみんなでワイワイ楽しんでほしい。参加人数や場所を決めて…毎年12月の暮れは忙しくなるので、初旬に催してほしい。

費用は俺が出すから、後で請求してくれたらいい。

そこまで言い残して、唯一の社員にお願いした。

アルバイトスタッフを合わせて10人の小規模な集まりです。

本日、夜勤スタッフからその社員に提案があったようだ。

「参加しないので、その分を一時金としてもらえませんか？」

このスタッフ、なかなかのサボリ魔で遅刻魔だ。言いたいことが山ほどあったので、釘を刺した。

最低賃金が引き上げられて、その分、別の部分で経費を削減したいと考えると、まず無駄をなくしたいと思う。
労働時間の短縮や生産性の向上を図りたいけど、意見はある？と尋ねてみた。

「それは労働者が考えることではないような気がします。」

じゃあ、労働者が考えることって何？と尋ねてみた。
「お客さんをお待たせしないとか、(間があいて)正しくレジ会計をするとか、ですかね？」

できてる？
「……」

他のスタッフとのコミュニケーションはとれている？
「……」

忘年会って、親睦を深めるためにやることだし、労をねぎらう意味合いが強いんだよね。それは分かる？

「ふん」と鼻であしらったのを見逃さなかった。
ぶっちゃけ、遅刻が多くない？これはお客さんを待たせているのでは？従業員の期待を裏切っていないかな？勤務時間に携帯ゲーム三昧って何？ゲームに夢中になっている間に万引きに気づかないの？釣り銭間違いでお客さんから苦情があったことは？そんなヤツをかばおうとしている社員の気持ちを考えたことは？…

それでも、最低賃金が引き上げられて、今月から君にでも1万2千円増やさなければならないオレの気持ちを考えたことは？…

俺は、やる気を高めるための賃金アップなら、いくら払っても惜しくはない。でも、最低賃金が自動的に上がっていくこの情勢での賃金アップ？こちら側で考えるともったいない。このシステムの中でどうやってスキルが向上するの？生産性が上がるの？と疑問しかわかないことをこのスタッフにぶちまけた。

「すいませんでした」
彼は何に対して詫びたのだろうか？

たぶん私の圧から逃げたいがための口実だろう。笑