愛犬マリア｜キャスの投稿-GRAVITY(グラビティ) SNS

愛犬マリア
前回の投稿の翌日の夕方
息を引き取りました

私はその日はどうしてもキャンセル出来ない仕事があり最期に寄り添えず、息子がマリアのそばにいてくれました。

実は本当はその日は、どうしても2時間ほどマリアがひとりにしてしまうスケジュールだったんですが、夜中から朝のマリアの状態は厳しく、、朝の段階で息子に予定変更を頼み、彼もまた同意見ですぐに対応してくれました。

だから息子には本当に感謝です。
もし予定通りに動いていたら、その時間はマリアひとりになる時間だったから…

母として息子ひとりに負わせてしまったことを思うと今も心がとても痛いですが、それでもふたりで判断したことでマリアをひとりにせずに済んだこと、15年前「飼いたい！」と言った息子（当時まだ幼稚園児）が最期を看取れたこと、それだけはよかったと思っています。

最期は穏やかに、と言えればよかったのですが、最期の最期まで苦しませてしまいました。
亡くなった数日間は、マリアがいなくなった寂しさより、壮絶な闘病からの最期の記憶が苦しかったぐらい。。

愛犬家の知人と話していて「私だったらもしかしたら安楽死を考えちゃうかも…」という意見もありました。

確かに本当にマリアは苦しみました。その姿に私たちも苦しみました。
ただその時はその選択肢は私の中になくて、、

でも、その知人の意見を聞いて、、
もしかしたら…、あの泣き叫ぶ壮絶な痛みから解放してあげる方が正解だったのか？…と考えたり…

基本的には後悔しているわけではないのですが、、でも、あの苦しむ姿を思い出しては、もしかしたら…という考えもどこか否定できずにいます。
答えがあるものではないのですけどね…

両親の時もそうでしたが、
看取るって、、
大切な人を想って辛くなる気持ちだけではなく、
体力も、生活も、仕事も
色んなことを判断したり犠牲（という言い方は嫌ですが）にしたり
「闘い」、、正に「闘病」なんですよね。

闘病はもちろん一番辛いのは本人
でもそれをそばで寄り添う側も闘い

マリアは最期まで苦しみ、
それを見護った息子と私
…闘いでした。

-.-.-.-.-.-.-

その闘いに
夫は関わっていません。

様子をついでで見に来たり、
さすがに亡くなった夜と、葬儀の日（翌日）の朝はマリアに声を声をかけて、一応涙もしていました。

でも彼は闘いには加わっていません。

もう危ないかもと思ってネットでペットの葬儀場等調べたらしいんですが、、
…それ、違くない？？
マリアが闘ってる時に葬儀？？！
は？

亡くなった後、
息子とひとしきり泣いて
それぞれ神経を一旦落ち着かせ、
それから、10年以上前に前のわんこでお世話になった霊園を検索して連絡し、予約をしたんだけど、

それに対して「よくやれたね」と言われた。

は？！
私をなんだと思ってる？

私が悲しみに打ちひしがれてそういう冷静な対応が出来ないとでも思ったようで。

あのさ、、
ヘルプして欲しいとこ、、そんなとこじゃない
どれだけ感覚ずれてるの？！

一緒に闘う
若しくは
闘病中の生活やメンタルのサポート
とか、
でしょ？

マリアがまだ闘ってるのに
葬儀場のこと考えるなんて
それで自分もマリアの闘病に参加したつもり？

確かにお互いの間に溝があるからかもしれないけど、愛情とか思いやりの感覚の違い、、改めて実感しました。

マリアの葬儀が済んだ直後数日は
さすがに私も気持ちが辛かったけど、
夫の態度、行動はすぐに通常通り。
葬儀の日の夜も、
帰宅後一応遺骨に会い、私の報告を聞いた後、
私を慰めることも、寄り添うことなくさっさと部屋へ。

いいんですけどね…
別に一緒にいたいわけではないけど、、

彼は彼でマリアの死を想ってるとは思うけど、
私たちとは別よね。

闘いの戦友ではない

そういうこと。

ちなみにね、、
前の投稿でも言ったけど、、
ちょっと現実的な話になってしまうけど、、
動物の治療費もだけど、葬儀代もそれなりのことをしたいからそれなりにかかる。

普段から私の担当(?)範囲ギリギリの枠でやってるところに病院代、看病にかかる費用、そして葬儀代、今回全部私が出してる。

仕事も色々あって収入が大きく減したこともあって一応ね、夫に助けてもらうかも、って言ったんだけど、、

ちょっと間があって
「わかった」の一言

で、それ以降
今においても「大丈夫？」とか気遣ってくれるとか、金額の相談とか、打診とか一切ない。

何とかやりくりして今月乗り切れそうだけど、
このまま私から言わなければ一銭も出さないんだろうな。。

お金じゃないよ
でもね、
マリアと私と息子の闘い

やつは、闘いどころか
お金さえ出さなかった
そういう結果になるんだろう。。

凄く残念な人…

怒り以上に
そう思う。。

マリアのことで夫への毒吐きは不本意だから、
マリアの件で夫のことを吐くのはこれで最後にしよう。。

愛犬 マリア

愛犬マリア