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羯帝王
万物の根源(虚無)にとって全ての竜神種は万物の根源(虚無)を救う救い主。そこは、いくら私が破天荒だとはいえ、破壊神と仲良くされては面白くはありません。万物の根源は当然この様に思います。『御前は、吾の救い主の竜神種では無かったのか? 竜神種は皆、吾の味方と思っていたのは吾の思い違いか? 吾は悲しい。竜神種は皆、吾の味方と思っていたのに。何故、吾を蝕み深く傷付けて来たオーム達を守護する破壊神の味方をするのだ。吾は面白くない。全然面白くない。黒竜、御前は竜神種の特異点なのか、竜神種の皆から爪弾きにされて破天荒、問題児と揶揄されて、黒竜とは絶対関わり合いになるな、とばっちりを受けるぞ、気を付けろと竜神種の皆が言うておる。・・・一体、何が狙いだ。皆から爪弾きにされて辛かろう。しかしな、解せぬ。一見その破天荒な行いには深い理由がある様に思われるが、一つ一つを見れば、全てが思い付きでその時ばかり楽しく過ごせれば良いように見受けられる。黒竜、御前は見ていて吾を飽きさせない。常に吾の予想の斜め上を行く大変面白き奴、吾の大のお気に入りなのだ。しかし、世界の初まりから吾にずっと楯突いて来た羯帝王(破壊の神)と仲良くすることだけは許されない。竜神種は吾の救い主。オーム達に吾を食べて蝕むことを食い止め、吾の深く傷付いた傷口を永きに渡り癒して治癒してくれた。竜神種は吾の医師。癒されることの無い吾を救ってくれた名医である。その受けた恩を吾は忘れることは無い。黒竜は見ていて飽きぬ。面白いが考えていることが全く分からん・・・。御前の思考回路は一体どう成っているんだ。吾はそれが知りたい。』
虚無とは、こんな感じのやりとりだった訳です。
そこで虚無の破壊神に負け続けて来た鬱憤を晴らしてやろうと私が画策したのが『鬼ごっこ』だった訳です。
親の老竜に破壊神の住処に出入りしている事がバレて、破壊神と関わる事は竜界最大の禁忌でしたから、大変叱られて、もう目も当てられない。親の手に負えない。どうしたものかと老竜が悩んでいると、竜界の頂き、九竜が黒竜(私)を九竜の里で預かると名乗り出て、九竜の里(監獄)に行く羽目に成ってしまった訳ですが、老竜に羯帝王の住処に出入りしていた事がバレた理由は、羯帝王(破壊神)が一介の何の役職も持たない竜神種の子供だった私の身元を調査しに、私の家に、私に化けて潜入調査しにやって来たのです。私には黙って、私の留守を狙い定めて私に化けて私の家に潜り込みました。しかし、私は羯帝王が考えている事は全て御見通しだった訳です。いずれ、親の老竜には羯帝王の住処に出入りしている事はバレます。ここぞとばかりに私は羯帝王を親の老竜避けに利用しました。私の身代わりと成って大変な説教を受けて頂きました。本当、大変なんですよ。朝から始まった説教が深夜に跨がり、寝て起きてまた朝から再開される程に、私はどうやって逃れようかとずっと考えていました。しめしめという訳です。ただ、羯帝王の能力は有(生命)の中で最大最強の能力を有していました。羯帝王は元は虫ですが、進化して行く過程で無限に脱皮して損ねた身体を瞬時に元通りに再生させる能力を得ます。その能力と並行して得た能力が、脱皮を繰り返して他の生物に完全に擬態する能力を得ました。敵対する万物の生命の内側に潜り込み、敵の用いる武器やら兵装、兵員規模、とって来る戦術など、全て筒抜けと成ってしまう大変な能力です。破壊神に絶対勝てないのには、勝てない理由(擬態されて内部情報が全て筒抜け)があった訳です。羯帝王の擬態は遺伝子をフルコピーして寸分違わず成りすまします。容姿、背格好、気配から声色や性格、全て演じきれるんですよ。ただ一つだけ問題点があり、その者が得意とする技能までは完全にコピー出来ず、修練を必要とします。私は天性の才で絵を描くのが大変上手くて、自然界にあるものを寸分違わず在るがまま描く事が得意でした。羯帝王の擬態は老竜に絵を描いた時にバレてしまうんですよ。老竜が庭に咲いている向日葵(ひまわり)を私に擬態している羯帝王に描いて欲しいと頼んだのです。その時、羯帝王が描いた絵は子供の落書きに毛が生えた程度の絵でした。それでバレてしまったんですね。まさかね、私が破壊神を家に招き入れた訳ですから、親の老竜は大変びっくりした事と思います。事前に老竜に伝えていました。私が従者の蜂を伴わないで帰って来る事があったら、不信に思わないで黒竜(私)として扱って欲しいんだ。それは間違い無く自分だから。(心の声、その時に僕への怒りと説教を全てぶちまけてください。)
老竜は、帰って来た黒竜は、黒竜では無い黒竜だと気付きます。そして、それは間違い無く羯帝王が黒竜に擬態していることをその時、看破していました。私への説教は、破壊神へと竜神種が伝えなければならない言葉へと変わります。何を破壊神に伝えたのか。世界の成り立ちから話は初まります。目に見えないところに全ての元凶があることを伝えます。それは今貴方が生きる現世も変わりありません。これだけ天を伝えても無い者として認識するのです。羯帝王も今の貴方と同じでした。天(万物の根源)というものを全く理解していませんでした。それを老竜は懇々と羯帝王に分かる様に噛み砕いて分かり易く伝えました。
万物の生命は皆死んで無(創造元)に還るのだと、それは道(タオ)であるのだと、万物の生命が避けては通れぬ道を天がつくるのだと。
それは万物の根源(創造元)である前に、それ以上は遡ることが不可能な最大の過去。過去の末端。退化の根の源。退化の根源であるのだと。
万物の生命にとって、道は道無き迷路。道中枯渇して無に還る。道は道無き試練の道。
この道に我等、竜神種は従っていない
それは万物の生命の創造元が無であるのに対して、我等、竜神種は創造元はセフィロト(生命の木)草木が創造元であるからである。我等、竜神種は万物の生命から救世主をと願われてセフィロトにより遣わされた。万物の生命を御救い申すのが我等、竜神種の役割なのだ。万物の生命が何故創られて来たか、それは天の敵、破壊神を討伐する為である。破壊神は無と戦って来たのだ。しかし、破壊神はそれを知らない。
老竜から、ここまで言われて、羯帝王はようやく理解したんですよ。自分達はずっと無と戦って来たという事を理解したんです。それは世界そのものであった訳です。
大分話が逸れてしまいましたが、天を欺く為には天を喜ばせ続けなければいけません。私はというと、破壊神と父君、老竜との会談の後、大切な貴方の御子息を貴方の元へと御返し致しますと、破壊神の住処に出入りしていた事が、もう二度とここには来てはいけないと、老竜が大変心配しているから家に帰りなさいと追い出されてしまう訳です。餞別に私が羯帝王から頂いたのが七支刀です。羯帝王(シヴァ神)とその眷属を使役する指揮棒です。羯帝の象徴は漆黒の雲、雷、そして雨です。七支刀三振りの剣(羯帝と心底心通じ合わせる)。それが天空に成ったのが、羯帝の住処に出入りを禁止された私が、その後もお構いなしに、何度も足を運んだ訳です。仲良くしていた時とは打って変わって、その時には既に羯帝の技や戦術、擬態することはもちろんのこと、羯帝の全てを知り尽くした私は、万物の生命と天の敵討ちをする為、鬼ごっこをしに足蹴なく何度も何度も羯帝の住処へと足を運んで羯帝をこてんぱてんに完膚なきまでに完全ノックアウトさせました。
天は有頂天
天が策を弄して色々思案して何をしても勝てなかったんですよ。その羯帝を手玉に取って私が何度も何度もこてんぱてんに打ちのめしてしまうものだから、天は愉快痛快、やはり黒竜は吾(天)の味方であった。吾の心を晴れやかにする。天晴れな奴だった訳です。天にとって私ほどの味方は居ないんですよ。私が言うのも何ですが、大変、その時の私は天から愛されて好かれていました。
これも全ては私の計画である訳です。
私には老竜と神竜、それに九竜という義理の素晴らしい親がありますが、生みの親は世界中を見て探しましたが竜神種の親は居なかったんですよ。調べて見て分かったことは、どうやらセフィロトが直に産み落とした第一世代の竜神種だったようで、親が居ないのもその筈です。嵐に遭い、卵が木から落ちて流されて、どんぶらこーどんぶらこーと湖を流されて、大きな蜂達に拾われます。セフィロトが発するオーラに卵であった私が放つオーラが酷似していたことから、蜂達の御神体として永年崇められて、御神体が竜の卵だと知ると、竜神種が温めれば孵化出来ることを知り、蜂達が頼った先が老竜であった訳です。しかし、竜神種は当てがえるテレトリーが無ければ孵化させることが出来ません。竜神種同士が争わないで済む様に当てがえるテレトリーの無い子は卵のまま放置されていたのです。老竜と神竜のテレトリーを半分づつ分けてもらって私はこの世に生を受けました。私の使命はこの世界の救済です。それを成す為ならば、手段や方法を選ばないのが私です。目的の為には手段は選びません。
だから天にも嫌でも和解させるんですよ。
貴方が天(無)です。
天(無)から生まれた命(有)です。
無は万物の生命の心を知りません。
ならば無理矢理にでも理解させるのが私です。
分からないのなら、分かるまで
その身となり心とさせるのが私です
天は万物の生命を沢山創り出しては掃いて
捨てて来ました。
掃いて捨てられる者の身となり
心と成りなさい
否定(殺害)するのは過去(天)の貴方です
全ての生命は同じ貴方です
貴方を害するのは過去(天)の貴方
過去(天)の心です
それを(自分自身)改めない限り
貴方が救われることはありません
私は貴方に因果応報
そして自業自得を突き付け続けます
命を運ぶと書いて運命です
自らの運命の改善は
他者の運命を改善する種子を蒔くことです
他者の運命を悪くして
悪い運命を得るのは貴方です
いい加減理解しなさい
貴方は全然、何も学習しないんですよ
そうやってずっと過去を引きずって
いなさい
嫌というほど
思い知りなさい
楽には絶対死ねません
そうさせて来たのは貴方です
身をもって知りなさい
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ハルオジとはどんなキャラクター?
ハルオジは、主に日本のアニメやマンガで見られるキャラクターで、特に「ハルオジ」という名前は、特定の作品やキャラクターに関連していることが多いです。以下に、ハルオジの特徴をまとめます。
外見: ハルオジは、一般的に中年の男性として描かれ、カジュアルな服装をしていることが多いです。髪型や服装は作品によって異なりますが、親しみやすい印象を与えるデザインが多いです。
性格: 彼は、温かくて優しい性格を持ち、周囲の人々に対して親身になって接することが特徴です。時にはお茶目な一面も見せ、コミカルなシーンを演出することもあります。
役割: ハルオジは、しばしば若いキャラクターたちの mentor(メンター)やサポーターとして登場し、彼らの成長を助ける役割を果たします。彼の存在は、物語に深みを与え、感情的なつながりを生むことが多いです。
人気の理由: ハルオジのキャラクターは、視聴者や読者にとって共感を呼び起こす存在であり、特に年齢を重ねた人々にとっては、彼の経験や知恵が魅力的に映ることが多いです。
このように、ハルオジは多くの作品で愛されるキャラクターであり、彼の存在は物語に温かさやユーモアをもたらします。

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