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めんちかつ

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イベントバー・エデン本店と要町(かなめちょう)の風景

​最近、池袋の要町(かなめちょう)にあるイベントバー・エデン本店に通い始め、多くのことに気づかされました。

​この地域は、住宅と商店が混在しており、私にはまるで数十年前の埼玉県熊谷市の風景に見えました。東京の中心部にいながら、なぜか数十年前にタイムスリップしたような感覚を覚えるのです。古い建物が多く残っているのが特徴で、公共施設や公衆浴場、熱帯魚屋、八百屋など、昔ながらの古いビジネスモデルもそのまま残されています。

​地方の商店街が衰退した主な原因は、郊外への大型店舗の進出と言われますが、経済の専門家でない私には断定できません。しかし、この東京の中心部に、かつての地方商店街や住宅地の面影が色濃く残っているのは間違いありません。

​贈与の試みと「令和の魂」

​私は最近、えらいてんちょう氏の著作を読み、彼が強調する贈与の重要性に感銘を受けています。彼が説く贈与とは、金銭や物品だけでなく、**ソーシャルメディアでの「いいね」**や、道端での通行人への挨拶も含まれるとされています。

​要町の街中で、多くの人が歩いているのを見て嬉しくなり、この「贈与」を実行してみようと考えました。そこで、お年寄り、子どもたち、外国人など、道行く人々に積極的に挨拶を試みました。

​しかし、10人中10人から返事はありませんでした。

​その瞬間、私は、突然タイムスリップした「昭和や平成の時代」から、「令和の東京」へと魂を強制的に引き戻されたような感覚に襲われました。

​要町の風景や建物、そこにいる人々は、確かに古い時代の面影を残していますが、彼らの生きる魂は「令和」のものであり、決して「昭和」のものではなかったのです。

​この事実に愕然とすると同時に、自分自身がすでに「昭和の自分」ではなく、「令和の自分」なのだと強く言い聞かされたようでした。そして、また明日から、いわゆる**「終わりなき日常」**を生きなければならないという宿命に引き戻されたのであります。
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