家に帰ってきて、知合い連中に一通り報告メッセージを送った。

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ボバー

2025/09/18

家に帰ってきて、知合い連中に一通り報告メッセージを送った。
まぁみんな温かい。
長男が来るのはいいが生活は大変になるな〜応援する、とか、力になれるかわからないけど困ったことがあったら言え、とか、実際そんなに助けてはもらえないだろうけど、気休めでもそんな一声は嬉しいものだ。
中には早くも、いい人がいたら紹介しよう、なんて冗談を飛ばしてくれる人もいる。

しかし、裁判官から条項を読まれた直後は実感など何も湧かなかったが、こうして知合いからのメッセージを読むと徐々に実感が湧いてきている。

とにかく今まで、どっちつかずな世界、ずっと灰色の世界を進んできたわけで、起こる物事の良否、善悪、進退、真偽、全てが何となく片側に寄りつつも、でも反対側にも引っ張られているような、不明確な雲の中を飛ぶ状態だった。
色々と考えていた瞬間瞬間は気付かなかったけど、今思えばそれなりに苦しかったり、もがいてた一面があったんだと思う。
ただとにかく着地点だけを見失わないように、そしてここまで難航してるんだからまず降りれば楽に考えられるだろうと思いながら飛び続けてきた。
今降りてみて、視界が明らかになり、やるべきこと、進むべき道がかなりはっきりと見えはじめている、そんな気がする。
まだ進み始めていないので、そんな気がする、程度だけど、もう迷う要素はないんだと、すっきりしている。

よし、時は来た。
自分の人生、ここからどう生きるかだと思う。
これまでの経験を信じようと思う。