依頼によって付け替えは発生するだろうからある分には困らない

議長「脳内会議を始めます」

A「お？久しぶりじゃね？」
B「もう俺たちの出番来ないかと思ってた」
C「議長まだ生きてたんだw」

議長「本日の議題はイングリッシュスコーンです」

A「イングリッシュスポーン」
B「コケティッシュなズボーン」
C「ブリティッシュなスコーンだよ！」

議長「スコーンを食べる時には、ジャムとクロテッドクリームをぬります。本日はこの会議で、ジャムが先かクリームが先かを、決めたいという意向です」

A「ジャムとクロテッドクリーム？」
B「ジャムはわかるけど、なんちゃクリームって何だろう」
C「スタバのスコーンでいいんじゃね？」

議長「それではスコーンの食べ方ですが、まずふたつに横から割って、そこにクリームを先にぬるのがデヴォン式、ジャムを先にぬるのがコーンウォール式とふたつにイギリスのふたつの地方流にわかれています」

A「食べたら同じじゃね？」
B「腹に入れば混ざるからな」
C「俺何もぬらない派」

先ジャム派「皆さんはジャムの甘さとベタつきがお好きですか？上にクリームをぬることで、まろやかな口あたりが優しい食感を作り出し、なんとも言えないハーモニーを作り出します」

A「ほうほう🤔説得力あるね」
B「先クリーム派がオドオドしてるよ」
C「よっぽど自信ないんじゃね？」

先クリーム派「亡きエリザベス女王2世は、ジャムが先でした。なので、過去の女王人気もあって圧倒的に先ジャム派が優勢です。しかし先にクリームをぬる方が良いと思います。なぜならスコーンは単体で楽しむものではなく、紅茶と一緒に楽しむからです。スコーンを口にして、紅茶で流し込む。ジャムの甘さの下からクリームのまろやかさが出てくる方が、紅茶とスコーンをより引き立てるのです」

試食タイム

A「ン🤔」
B「これは！」
C「だから俺は何もぬらない派だって！」

議長「それでは決をとります。はい....はい、結構です。えーと、結論美味けりゃどっちでもいいということになりました。疲れたのでもう閉会」

A「何だったんだこの時間🤔」
B「スコーンの試食会だったなw」
C「皆わかってるな、俺は何もぬらない派だ！」
A「しかし、紅茶を力説したのに紅茶出さなかったな？」
B「予算なかったんじゃ？」
C「あ、さっきトイレに行く途中にぶつかって全部ダメにしちゃった。てへ♪」