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ぽやん

ぽやん

上富士交差点近くの古本屋さん
一瞬に目が釘づけ
久しぶりに手を取りました^_^
100円!ありがたや[ハート][ハート]

はじめの出だし
そうそう古本屋から
始まるのでした
まるで現実との合わせ鏡
[キラッ][好き][キラッ][好き]
そんな本で📕興奮した
覚えあります

お店にたまたま来てたおばさまと
いけめん店長さんと皆で盛り上がり
嬉しい出逢いなのでした

少し読んでみようと思います!
良い日曜日お過ごしください[穏やか][穏やか]


『古本屋』

こんな字がある小さい店のガラスに書かれていた。といっても、もうすっかり暗い店の中からこちら側の通りを眺めるとき、そう見えるのだった。
灰色の、冷たい十一月の朝。突然、ドアの向こう側の雨にあたって、飾り文字の乱暴に押しつけられたような真鍮の鈴がやかましく鳴り出した。

騒々しい音をたてて入ってきたのは、濃い茶色の髪をなでつけて顔を赤くしている十五、六の少年だった。少年は少し青い顔をして、学帽をかぶったまま、息を切らして立ちつくしていた。

しばらくは静まりそうもなかった。

オーバーの背の低い小さな少年で、かばんの紐を片方の肩にかけてびしょびしょに濡れていた。雨でひどくぬれていたらしい。

まだ息を切らしていたが、ただ今のひと息に、ドアを開け放したまま、根がえたように立ちつくしていた。

店の奥の方はぼんやりと薄暗かった。四方の壁は天井までどことなく本棚になっていて、ありとあらゆる形や大きさの本がぎっしりつまっていた。…

#ミヒャエル・エンデ
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コメント

あお🫧

あお🫧

1 GRAVITY

100円!?これ読んでみたい!

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ぽやん
ぽやん
古本屋万歳です[好き][笑う][よろしく]
1 GRAVITY
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