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ボバー

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北海道帰省の最後の夜、子供らが眠りについた。
色々写真を撮ったけど、寝る前の静かな時に、整理しておこうと思い、一枚一枚見ていると、やっぱりこいつら成長しているなぁと思う。

特に登山は、登り始めて過酷な状況になるとすぐにやめたいというんじゃないかと思ったけど、弱音を吐かずに山頂間近まで登ったことに、期待以上の成長を感じた。

当日は下山後に温泉に寄ったり、夜も色々したからゆっくり話さなかったけど、翌日になってから話を聞くと、本音がどうだったかポロポロこぼれた。
長男は途中から低酸素のためかずっと頭が痛かったけど、絶対に最後まで登りたかったらしく、頂上に行けなかったことを悔やんでいた。
もう雨も降ってきたし折り返そうと決めた時、長男だけは止まらず少し進んでいたくらいで、まだ登る気満々な感じだった。
次男も小さめな体をめいいっぱい使って兄、父、祖父に遅れまいと岩山を登り、さらにそれを下ることがとても大変だったと話していた。
高尾山の下りで転んだ苦い経験をもとに、下りは登りよりもこわいことを身をもって知っているので、初登山で速すぎる兄を注意しつつ、安全を第一に下山していた。
当日、下山直後は二人とも、疲れたけどまだ大丈夫!と言い張っていて、それはたぶんその後「今日はもう遊ばずにしっかり休め」と言われれることが嫌だったからかも知れない。
翌日になってから本音を言い始めるのが面白い。

今回は体験なので装備には拘らず、天候が悪ければすぐに引き返すつもりで登り、現に小雨が来たので頂上に行かなかった。
長男は最初、暑い格好は嫌だと言い、短パンで行くつもりだったらしいが、せめて長いパンツをはかせた。
本当は長袖と頭、手を守るものも身につけさせたかったけど、子供らの体温の変化はうちら大人にはわからない。
お陰で子供らの着替えやら水やらで自分の荷はパンパンだったけど、子供らも行ってみて体を保護する意味が十分に分かったようだ。
親父は親父で、定年後の再就職で登山口から少し入ったところの噴火口監視カメラの設置作業の経験があり、当時は毎日強制的に登山していたから慣れており、これまたかなり軽装、というか普段着に近い。もはや感覚が普通じゃない。

今回のコース、記憶では手綱が設置されてるところがあったんだけど、整備されて登りやすくなったのか一箇所もなかった。
そういう場所も少し体験させたかったんだけど....

自分はたしか中学生の時、始めてこの山を登った。
今でも覚えていることを考えると、子供らも大人になっても、今回の登山を覚えているんだろうか。
そして時期が来たら、今回の親父のように、子供らと、さらに孫と、一緒に登れたらいいな思う。
そうできるように、体を維持していきたい。
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