西垣すごい｜わたの投稿-GRAVITY(グラビティ) SNS

おうち神社化計画125

今日は毎日のお参りのお宮さんで夏越大祓(なごしおおはらえ)でした。いつも1人でゆっくりお参りするお宮さんに何百人と言う人が来ておられました。皆で大祓祝詞(おおはらえのりと)を奏上できたのは、よかったですね。これ非常に長い祝詞でほぼ全ての方は、初めて、あるいは一年に今日だけ宣られるのですが、わたしはこれ毎日面倒臭かろうがわざわざ口に出して唱えますが、たくさんの方と共に声を合わせたのは初めてだったので強いエネルギーをお捧げできたことは嬉しいことでした。

たかあまはらにかむずまります
すめらがむつかむろぎかむろみのみこともちて
やおよろすぞかみたちをかむつどいにつどいたまい、、とずーっと続きます終わるまで10分ぐらいもかかります。これは神さまをお呼びするラブソングみたいなもので、これのおかげでいつも守られているような感じになっています。

どんな感じかと言うと、その日いやあなことがあったとします。

あの人はなぜあんな事を言うの？どうしてこんなことになるの？ようし！こっちだって黙っていない！剥き出しの柔らかい心をぐりぐりとコテのようなもので引っ掻かれた痛みに悲しみ怒り、さらには相手を悪と決めて復讐心でいっぱいになるのが普通でしょう。自分の弱い自我を自分で守り抜くため、自分だけが悲しみ自分だけが苦しみ、自分だけで怒り、自分だけで自分のために復讐しようとするのが普通でしょう。

でも普段からこの長い大祓祝詞を唱え続けていると、何かにしっかり守られている感覚が出ます。その時にドーン💥と攻撃されたのはわかるけれど、心の中芯まで攻撃が全然届いていないで、強いシールドで守られたような感じになります。ドーンと言う音が遠くで聞こえるような、車に乗っていてなんか外で音がしたような感じです。

もちろんクルマが傷ついたぐらいの感覚はあって、それなりにキツイんですけど、生身を斬られるのとは、訳が違うのです。だから回復も早いし、相手もありゃヤバ、シールドが半端ないわ、と察知して執拗な攻撃は止まります。

大祓祝詞の効果は抜群ですが、なにしろ長いので、初めての方には天津祝詞(あまつのりと)をお勧めします。これは1分もかからないので、どこでもできます。この前のオフィスの祈祷の時も神主さんはこれ使われてました。続く

#至福のひととき #小さな幸せ #GRAVITY友活

いきなり元カレが来た
フィールドオブビューくらい突然に来た

「なぜここが分かりましたか？」
と逮捕された逃亡犯のようにうなだれて尋ねた
「弟くんがGoogleマップに印つけてくれたよ」

弟の口は柔軟剤くらい軽い

「うちのビワを食べて貰おうと沢山持ってきたよ」
元カレは手を洗って
持参した紙皿やお手拭きを並べ始めた

相変わらず歯医者の口ゆすぎコップくらい仕事が早い

紙皿に剥いたビワを並べて「どうぞ」とすすめてくれた
ビワのそばにあった種を口にいれ
「あ、今年の実は硬いですね」
とボケると
「そうなんよ、早く収穫しすぎてって種早くだしなさいな」とティッシュを出してきた

ズラッと並んでいるこの家のご先祖様の遺影を
はとバスのバスガイドのように指を揃えて差して
「こちらに見えるのは、ことりちゃんのご先祖様？」と聞いてきた

借りてるこの家の家主さんのご先祖様だけど
「ちがいます、私の歴代の彼氏です」と答えた

「そうなの？すごい歳の差恋愛だね、幾つくらい離れてるの？」
「えーとね、１００歳くらいかな」
「そうなの？僕も元カノはヘレンケラーなんよ」

「ことりちゃんの鼻の管は呼び方があるの？」
カニューレというのだけど、ボケなくてはいけない
「あ、これ？観世音菩薩2号っていいます」
「そうなの？御利益がありそうだね、僕もつけたら阿弥陀仏3号になれる？」

剣士漫画のクライマックスが師匠vs弟子編になるように、ボケパターンを知り尽くされてるので
敵の切り返しに苦戦する

元カレは「復縁をせまりにきたんじゃないよ
うちのビワをたべさせてあげたくて」と言いながら
内職のようにビワを剥き続けた

もうすでに30個くらいむいていて缶詰工場に卸しにいけそうだ

ご家族にも食べていただいてね、と持参したラップでつつみながら、元カレは急に
ウッとティッシュを顔にあてた

泣いてるのは分かるけど、ここはボケるところだから
「鼻炎ですか？」と追いティッシュを渡した

「うん、なかなか治らなくて」と赤い目でのってくる元カレをみると、今度は私がウッときて
ティッシュを顔にあてると
「蓄膿ですか？」と追いティッシュをくれた

仏間が重症の耳鼻科の待合室みたいになった

「またお見舞いに来て良いですか」と聞いた時
「だめ」とここはボケず言えた
元カレは「最近耳が悪くて」と言いながら帰った