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須川邦彦「無人島に生きる16人」読了。

このお話、読売KODOMO新聞で小学生高学年向けにオススメされていた本の中の一冊なんですが…いやいやいや、これね、大人も読むべき一冊ですわ[大笑い]

正直、最近読んだものの中でも、めちゃくちゃ面白かったです。いやほんとに、生きる力が湧いてきます[照れる]

え、なんで読売KODOMO新聞が家にあるかって？
購読してるからです。
ニュースはネットでチェックする派ですが、それとは別に読売KODOMO新聞だけは読みたいの…木曜日の楽しみなんですよね[ほっとする]
それは置いといて[目が開いている]

「無人島に生きる16人」は、タイトルの通り龍睡丸という船が座礁して16人の乗組員がボートで脱出。太平洋ど真ん中の無人島に流れ着き、そこで救助を待ちながら生活するというお話。
これ、なんと！ノンフィクションなんです[ほっとする]

私、山で遭難する実話が大好きで、たまにYou Tubeで寝る前に聞いてるんですけど…無人島に遭難してサバイバル生活する実話とか、大好物過ぎて一気読みでした。
ほんとにこれ、ノンフィクションなの！？ってくらいドラマチックだし、16人の乗組員が素敵なんです[照れる]

ワクワクがずーっと止まらないし、とにかく無人島で生きる知恵が素晴らしいの。
ウミガメと魚を主食とし、渡り鳥の季節には鳥の卵を食す…衣服が貴重品なことから、全裸生活。水の確保、網の作成、見張り台作り、などなど、次から次へとアイデアが湧いて出る[大笑い]

アザラシと友人になり、厚い友情が生まれたけれども、乗組員2人が体調不良になってしまい、アザラシの肝で薬を作ろうってなった時のくだりは…ほんとに感動しました[照れる]

個人的に１番ハッとさせられたのは、そんな極限状態でも、生活が落ち着いてきたら「学科時間」ができて、船長が授業を始めて乗組員が学び出す、という流れ。学用品まで作っちゃうの。人間って、やっぱり人間なんだなって…。

最後どうなるのか、ワクワクの展開から目が離せません。青空文庫でも読めるので、興味のある方ぜひぜひ読んでみてください。オススメです！[ほっとする]

#読書　#読書メモ　#無人島に生きる16人