自分の中でプチジャズブームがまた来てる｜霞スミカの投稿-GRAVITY(グラビティ) SNS

パティシエです。
いつもコメントで、余った生ケーキはどうするんですか？って聞かれることが多くて、毎回返事を返すのですが、毎回同じ返事を返すのがめんどくさいので、ここに書いておきます。
左が開店1時間後、右が閉店1時間半前です。

うちのような小さい店は、余って捨てていたら大赤字なので、その日売り切れる分しか作りません。
売り切れたら閉店って感じです。
焼き菓子は賞味期限は2週間あります。
ホールケーキはすべて予約のみの受け付けで、店売りはありません。
いつもここに投稿している画像はすべて予約のホールケーキです。
カットの生ケーキは余っても5〜6個なので、そのときはパートさんのファミリーの晩御飯のデザートとなります。
売り切れる分しか作らないので、夕方ギリギリに来られたお客様には本当に申し訳ないと、ずっと思ってます。
あと、当日ホールケーキを買いに来られたお客様には、時間をいただいて速攻で作ります。
ずっとこのカタチでやってきたので、いまさら変えようとは思いません。

他のお店は知りません。

昔、お店を開店した若かりし頃、福岡の16区という日本一ケーキが売れるお店に伺う機会があったとき、オーナーの三嶋シェフに、「残ったケーキはどうされますか？」というド顰蹙な質問をしてしまい、周りの人にドン引かれた記憶があります。
寛容な三嶋シェフは優しく、「残らない」と一言おっしゃってくださいました。
そりゃそうだ、日本一ケーキが売れるんだものね。
だからケーキに向かう姿勢や経営のやり方はいつも三嶋シェフをずっと目標にして25年やってきました。(12月3日で26周年)
今でも自分の中では、三嶋シェフがトップです。
三嶋シェフがおっしゃってた、「ケーキ作りは1.素材、2.正確さ、そして3.素早さ」という言葉が、自分のケーキ作りにおいて基本となってます。

最初の質問に戻りますが、話が長くなってしまいましたが、答えになってますか？