キルメン・ウリベ『ビルバオ−ニューヨーク−ビルバオ』を読んだ。バスク語文学を読んでみたくて買ったのだけど、一行目から惹き込まれ、それが何語で書かれたかということ以上に、小説として美しい。お腹に優しい気持ちを残していくような読後感だった。温かいスープを飲んだときみたいに。
昨年手術した父からの年賀状…もう少し元気に生きてみようと思う…。母は32年?、父が長生きしてくれないと子どもたちが可哀想です、応援しているのでとことん長生きしてくださいよ。父も、弟も、私も、幸せに長生き。