これから先、何か遡行軍に大きな動きがあったとする。敵は強く窮地に陥り、もう終わりかと思ったとき、不意に目の前の敵が皆薙ぎ払われる。それはまさしく大太刀の間合いで。懐かしい風がどこからか花びらを連れてくる。ゆめもうつつも、確かにこの世界を守ろうとしている……って話