絶対に越えてはならない一線を引いて、それを頑なに守っていたのに。軽々しく超えてしまいそうで困る。もしこちらから触れてしまったら、傷付けてしまうかもしれない。そう思うからずっと我慢している。それでも貴方が触れてきた時、あったかいと思ってしまった。失くしたくない幸せだなと思ってしまった。