泣き虫を肯定する言葉と対処法｜GRAVITY(グラビティ) SNS

いちご餅さん
ご相談ありがとうございます

涙もろい自分を責めてしまうのですね…
感情表現がとても豊かなのは素敵なことですし、涙を流すのはストレスを和らげようとする体の防衛機能でもあります。まずは「だいじょぶだよ」と、優しい言葉で自分自身を温かく包み込んでくださいね。

HSPの方は感受性が高い傾向がある為、嬉しい時は人一倍楽しめますし、悲しい時は人一倍悲しくなるのは自然な反応です。
ですが、感情の反応は自分の心と体の状態にも大きく左右されます。たとえば、誰かに「頑張ってね！」と言われたとき、元気なら「応援してもらえて嬉しい！」と感じるかもしれません。でも、疲れていると「もうこれ以上頑張れない…」とプレッシャーに感じて、涙があふれてしまうこともありますよね。
まずはしっかりと休み、自分の好きなことをして、心と身体を満たしてあげることが大切です。

また、涙を流しやすい方は、普段から自分にとても厳しくしてしまうことが多いものです。「自分はダメだな…」と自分を責めたりしてしまうことはありませんか？常に自分を責めてしまうと、他人から小さい指摘を受けただけで「これ以上責めないで…」と心が悲鳴をあげてしまうのです。だからこそ、自分を責めるのではなく、「つらかったね」「頑張ったね」「だいじょぶだよ」と、そっと自分にやさしく声をかけてあげてくださいね。

感情をコントロールする方法として、自分を少し引いた視点から見るトレーニングもおすすめです。たとえば、頭の中にネガティブな思いが浮かんだときに、「私は今、〇〇と考えているな」と、一歩引いて観察してみると、感情に飲み込まれにくくなります。これを続けると、まるで自分がプレイするゲームのキャラクターを見ているような感覚になり、ダメージを間接的に受けとることで半減できるようになるかと思います。

感情を完全に抑えるのではなく、まずは「そう感じているんだね」と自分の気持ちを認めること。そして、少しずつ俯瞰して見る練習をしていくことで、自分の感情とうまく付き合えるようになっていくと思います。
いちご餅さんのペースでゆっくり取り組んでくださいね。