敏感すぎる性格、HSPかも？医療機関の対応と自己チェック方法

miさん
ご相談ありがとうございます

HSPか気になっていらっしゃるのですね。

HSPは先天的な気質であるため、医療機関で明確に診断されるものではありませんが、特徴を知ることで、自分に当てはまるかどうかを知りことができるかもしれません。

HSPは「Highly Sensitive Person（非常に敏感な人）」の略で、「生まれつき感受性が強く、刺激を受けやすい敏感な気質を持った人」のことを指します。一般的に「繊細さん」とも呼ばれています。

HSP特徴としては、アメリカの心理学者であるエレイン・アーロン博士が提唱した、DOES（ダズ）という4つの特性があります。

D（Depth of Processing）深く考え処理する
→一を聞いて十を考えてしまう、物事を始めるまで時間がかかる、人の本音を見抜いてしまう
O（Overstimulation）過剰に刺激を受けやすい
→人混みや大きい音が苦手、些細な注意が忘れられない、人といるのは好きでも疲れる
E（Empathy & Emotional Reactivity）共感力が高く、感情が揺さぶられやすい
→怒られている人を見るのがつらい、感情移入しやすい、相手の表情から機嫌や考えを察してしまう
S（Sensitivity to Subtleties）微細な刺激を察知する
→周囲の変化を敏感にキャッチする、時計などの小さな音が気になる、相手の表情から機嫌や考えを察してしまう

アーロン博士によると、この4つ全てに当てはまる場合、HSPの気質を持っている可能性が高いと言われています。

HSP診断テストはさまざまなものが世に出回っていますが、アーロン博士公認のテストもありますので、より正確に知りたい場合はそちらを試してみるのも良いかもしれません。

もしHSPの特徴に当てはまる部分があったとしても、それは「繊細な個性」です。
まずはご自身の特性を知り、miさんのペースで穏やかに過ごせる方法を見つけていけるといいですね。