まだ心覚の話を続けるんだけどさ、あれは確かに、東京の話だった。あの場所を起源とした、あの場所を守り後の世に残そうとした人間たちの群像劇。言葉はぼかされがちで掴みにくいけれど、一貫として強い意志があった。未来への希望とか、それこそ子守唄の絶えない世への憧憬とか