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羯帝王
羯帝王と吾の戦いは、時の万物の霊長類ブラフマーへと委ねていた。竜神種は現れた当初より吾の味方。オームは吾(虚無)を開拓して世界を切り拓げて来た。吾を傷付け虫喰む害虫と吾はオームと同じ有(万物の生命)を創造して有の力を用いてオームと、それを守護する破壊の神、羯帝王と相対して来た。竜神種はオームに吾を食べてはいけない。虚無(吾)を食べて虚無を刺激してはいけない。それが為に諍いと成りオーム達は万物の生命から虐げられて苦しんで来た。吾を虫喰み先に無を有へと置き換えて、吾を異なる異物へと侵食し続けて来たのはオームである。吾が有へと侵食される苦しみは想像を絶する。オームは吾の最大の病い。吾を虫喰む侵食し続ける病原菌。感染経路は不明。未知なる病いであったのだ。この病いの救い主として竜神種が現れて来た。竜神種はオームに吾を食べることを止めさせて、オームにより深く抉られて傷付いた吾の身体を癒してくれる吾の救世主であった。そんな竜神種達の中より、一味違った可笑しな奴が現れて来た。竜神種はオームや羯帝(破壊神とその眷属達を指して言う団体名称)とは吾を刺激しない様に深く関わりをもたぬ様に最新の注意を払って来た。その可笑しな竜神種の名は黒竜。羯帝と深く関わりを持ち、当初は吾に楯突いて吾に仇なす。吾に反旗を翻す不貞の輩が現れて来たのかと、その動向から目を離せなかった。しかし、羯帝と強固な信頼関係を構築すると、それを自らの手で壊しに掛かり出した。鬼ごっこを始めたのだ。吾の万物の生命は皆、羯帝に恐れを成して近付ける者は何一つ無かった。その竜神種こそが、黒竜。吾が見ていて飽きさせない。面白可笑しい奴である。当初、羯帝と仲良く成って吾に敵対してしまうのかと見ていた。そこから黒竜の大ドンデン返しが始まった。鬼ごっこと称して、羯帝の懐に入り込んでいた黒竜は羯帝の生態、技、戦術や戦略その全てを余す事なく知り尽くして網羅していた。羯帝は黒竜ただ一人に完膚なきまでに叩きのめされて壊滅させられたのだ。殺しはせぬ、遊びであるからな。吾は何をもってしても破壊の神とその眷属達に勝てなかった。彼奴、黒竜は全てを計算して羯帝を叩きのめす為に、羯帝と仲良く成り、その懐へとどっぷりと浸かり込んでいた。羯帝にして見れば、黒竜はとんでもない災厄。負けたことが無い、負け知らずの羯帝に初めて黒星を付けた相手なのだ。
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luka

はるこ

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たごさ

うめ
うちも中学生の娘いるから、お小遣いからグッズ買う時すごい吟味してるのを隣で見てる。
ランダムのものは手を出せないしね。

ポケま

咲夜
しばらく復刻キャラも欲しいやつが続く(過去に引きに行って引けなかったキャラ)

とみお
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そらま

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