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nobujon

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「私のためのホテル」鑑賞

いやぁのんさんすごいわ
大人を振り回す女の子を完璧にやり切った
カメラが固定になってたことで彼女の動きがとてもダイナミックに見えた。

原作は設定現代らしいけど1984年にした堤監督の采配は素晴らしい。この頃の文壇はまだ大正浪漫たっぷりなのである。

最初こそ説明台詞が多かったものの
山の上のホテルの部屋やのんさん演じる主人公のベレー帽ファッションから漂う大正浪漫の香りのおかげで全然気にならない

上の権力によって出世を阻まれた女性小説家の
手段を問わない下剋上コミカルコメディ

堤監督はもう70だというのにすごいエネルギッシュな作品撮るなぁと尊敬の念である。

出版業界もかなり政治でがんじがらめだったのだとおもうとやはりエンタメで働くことの大変さを慮らずにはいられない。

明日からの仕事初め頑張らなきゃ笑
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