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ネジバナ
作者の性別は普段あまり意識していないけれど、大体女性に対する表現で気づくことが多い。女性を揶揄する場面なんかで、女性作者は同じ意味を持たせたくてもそうは表現しないだろう、のような気付き方。
ある意味小説を楽しむ上で作者の存在を感じるのは雑念だから、興をそがれて現実に引き戻される感じ。あまり好きではない。
女性である私はそうやって男性作者に気づくけれど、逆に男性はやはり男性の描き方で女性作者と分かったりするのだろうか。
ジェンダーレスの時代とは言え、性差の壁は大きい。どうしても異性には未知の部分や揶揄する気持ち、積み重ねられた性別観が出る。そうやって小説の一行に異性への毒がひそむ。
ちなみに最近百田尚樹の『海賊とよばれた男』をAudibleで聴いたけれど、ずっと作者の存在を感じて妙な感じだった。物事の運び方、表現にずっと作者がいた。もうちょっと隠れていてほしかった。
もうひとつちなみに、昔、有川ひろのことを男性作者だと思ってた、と友人が言っていて驚いた記憶がある。
自衛隊三部作の『海の底』が大好きな私だけれど、特に意識せず女性の描いた物語だと思っていた。何となく文体や感情表現の描き方でそう感じていたのか、不思議なものだなと思う。
コメント
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さくら

きよっ
犠牲を払い、できる限りの努力をしなければならない。

Akiバ|
一応スペック的には余裕あるんだけなあ...

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自衛隊したい(´・ω・`)

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よしひさ
今日が削がれる感じめちゃくちゃわかります! そして各キャラの価値観や浮気シチュの納得の早さとかで作者の性別が見えますよね…
紅緒べにを🦚
わっかります!男性作品の女性に夢見てる臭と言いますか…… 特に現代日本が舞台のものなんかはどうしても気になってしまうので、無意識に女性作品を選んで読みがちです🥲