後半を読むと、前に進むにはどうするんだろ、とか、本当にやりたいことはなんだろう、とかオタクならではの勝手な想いが浮かぶんだけど、お仲間やサポートしてくれる人たちに支えられてそうだから、オタクは想像をするだけに留める。心配は無用なんだろうな。
若い頃、不遜にも「趣味は仕事」と答える人を軽蔑していた。趣味をロクに持たないつまらぬ人間、と小馬鹿にしていたのだ。だがこの齢になって解った、その人はとてつもなく真面目なお方なのだと。仕事を趣味の如く好きにならないと、全力を注げないからだ。「仕事を趣味にする」のは難しい。