少女達は思い思いの草鞋を首やら鼻に装着し、まったくの均等に窓の外に並んでいる。注視するのは僕の背のセロハンテープ。曽祖父の合図と共に自動巻き取り装置により剥がされてゆく。下世話な閑古鳥が顔をのぞかせ、少女達は歓声をあげた。ぴんすらり、ぴんすらり、と。 #不気味な書き出し文藝
用事が思うより早く済んだので休みを有効に使う。蜜めく夜を始めました!ここでやるんですね、このテの話しを…!と思う導入。センシティブではあるけれど、無期迷途に全幅の信頼を置いているので正直めちゃくちゃ楽しみです。