あっきーなは激怒した。必ずや、かの邪智暴虐の皇子と見せかけてどこまでも真っ直ぐで業火のごとき苛烈さでそれでいて亡き母の願いという優しいものを悲願として追い続けるただの一人の少年が周囲にひたすらに愛されて平和に過ごすだけの話を出さなければならぬと決意した。