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黒の毒麦
一次創作にせよ二次創作にせよ、彼女はこれまで自分のネタを誰かにパクられるトラブルがあった。それは悔しくてたまらないことだったろう。その精神的ショックから、彼女は創作ができなくなったこともあった。私が彼女と急接近したのも、仲の良かった他の創作仲間から自分の作品を検討違いの評価をされたことにあった。
そのことを思い返した時、はたと思うことが何点かあった。
実は私の同人作品を読んでくれている人の中に、プロの文筆家の人がいる。その人は、文筆の世界においてある程度の力を持つ人で、知名度も高い。いい意味でピチッとしたその人は、お茶目で、面白く、好感の持てる大きな存在だ。
村上春樹「ノルウェイの森」で主人公のワタナベとレイコさんの間にあるような信頼関係もあれば、この人がいれば私は大丈夫と思える安心感があったし、それは今も続いている。
一方の彼女には、誰もが知る大手出版社の編集者の友人が大勢いた。私はそれを正直すごいと思ったし、羨ましいとさえ思った。
しかし、彼女にとっては、そんなことどうでも良かったのかもしれない。もしかすると、屁の突っ張りにもならない手札程度にしか思ってなかったのかもしれない。
確かにそうだろう。編集者の友人達がデビューさせてくれる訳でもないし、自分は書きたくても書けない。書くのが怖いのなら尚更。
自分はこんなに苦しいのに、彼女(私)にはサポートしてくれる人がいる。それも、文筆業でそこそこ高い地位を持つ存在が。
どうして、どうして、どうして。
自分との落差を感じると、辛い。
……その辛さが、彼女を毒していったのかもしれない。そう思うと、悲しくなった。
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