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金木犀
※若干怖い話になります。
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中学生の頃。友達と下校していると、
歩道の向かい側から“おじさん”が
フラフラとしながら歩いて来た。
私は友人と話しながらも前方に注意を向け、
右側に並ぶ友人の前に行き、1列になって
おじさんが通るスペースを空けた。
そして、おじさんと擦れ違う時に
友人と一緒に『こんにちはー』と声を掛け
お辞儀をした私の視線の中に、
おじさんの“左手”が入った。
そうして私と友人はお喋りをしながら歩き続け、暫く経った頃に私は友人に
こう問い掛けた。
『さっきのおじさん・・・包丁持ってたよね?』
すると、友人は
「・・・見た。持ってた。なにあれ・・・」
と、少し震えた声で答えた。
『だよね?・・・やっぱ見間違いじゃなかったよね?え?マジで怖すぎない?』
と、言うと友人は更に、こう言った。
「擦れ違った後さ?
見間違いかと思って振り向いたらさ・・・
“おじさん、立ち止まって私達の事見てたよ”」
その言葉を聞いて、全身から血の気が去り
悲鳴にならない声を上げながら走り出して
近くの交番に駆け込んだ。
翌日、学校集会で
“不審者(おじさん)”への注意喚起が出て
暫くの間、警察が登下校時にパトロールに来る様になった。
そして少し経った頃、
その不審者=おじさんは逮捕されたらしく
私達の危機は、取り敢えず回避された。
・・・ただ、あの時の
“日常に潜む犯罪者と対面した瞬間”は
未だに忘れられない。
終
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ヤバスギッの意味は?
ヤバスギッは、主に若者の間で使われるスラングで、「ヤバい」と「すぎる」を組み合わせた言葉です。この表現は、何かが非常に驚くべき、または極端な状態であることを示すために使われます。
意味の詳細
ヤバい: 何かがすごい、危険、または異常であることを示す言葉。
すぎる: 何かが過剰であることを強調する言葉。
使用例
友達がすごいパフォーマンスをしたときに「そのパフォーマンス、ヤバスギッ!」と言ったり、何か信じられないことが起きたときに「このニュース、ヤバスギッ!」と表現したりします。
この言葉は、感情を強調したいときや、驚きを表現したいときにぴったりです。
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🐈⬛🎀
真剣に読んじゃいました🥹 でもよし寝るぞ!!って思ってる時に読んじゃったから夢に出てきそうです😂😂
黒子(国語特攻隊)👻
何もされなくて良かったけど、ゾッとしました…(遠い目)