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ぬばたま

ぬばたま

マルクスアウレリウス帝の著した『自省録』という本を読んでいたのですが、私は前まであまりこの本が好きではありませんでした。

とても身に染み入る良い格言はたくさんあるのですが
「問題を先送りにするな、君のことだぞ」
みたいな書かれ方をよくしているので名指しで責められているような気持ちになってしまうのです。

しかしよくよく調べてみるとそもそも自省録はアウレリウス帝の個人日記のようなもので、人に見せる想定をなされていなかったようです。
つまり君のことということはアウレリウス帝がご自身に言い聞かせていたのですね。

その視点を得られてからというもの、内容を読むたびに偉大であったであろう古代ローマの皇帝も過去や未来に悩んだりめんどくさいことを先送りにしたかったり、人間味がとても見えてくるようになり今では愛読書として常に傍らに置いておくようになりました。

アマゾンプライムに加入していればKindle版が無料で手に入るので、古代ローマ皇帝の等身大の悩みを共有するのはいかがでしょう。

…しかし自分の書き記した、人に見せるつもりのない日記を千年以上全世界で晒されている皇帝の気持ちを考えると身もだえしてしまいます。
私が自身の死を悟ったらきちんと日記焼いとこう…
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コメント

motoca

motoca

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「ミステリと言う勿れ」でも題材として大事なところで登場しますね[ほっとする]

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ぬばたま
ぬばたま
ライカさん登場時の頃ですね。 整君とは一度じっくりお話してみたいほどに魅力的なキャラクターでございます。
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オータムアキ

オータムアキ

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最高の備忘録ですよね。 自分も好きな一冊です。 身近過ぎるよ、皇帝陛下!!笑

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ぬばたま
ぬばたま
えぇ、とても良い書物でございます。 なんというか…ローマ皇帝でも同じような悩みを抱えていたんだなぁと思うと同時に自分もちゃんとせねばと自身の行動を思い直す良い機会を与えてもらえます。
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