虫嫌い閲覧注意！40年前の春、虫にまつわる思い出話

共感で繋がるSNS

投稿

あんず

2023/03/06

今日は啓蟄なので虫の話をします
お嫌いな方今のうちにお逃げ下さい

それは私が小学校入ったばかりの頃、
今から40年ほど前（改めて言うとすげぇなw）
当時住んでた団地にはいっぱい桜の木があり
学校へ向かう坂道も両脇が桜道でした

桜のトンネルは素晴らしい物でしたが
春が終わり夏を迎える前に
その地獄は始まるのです

そう害虫駆除で殺虫剤？を撒きまくり
死ぬほど道に毛虫が落ちまくる
これが尋常じゃない
足の踏み場もないほどの毛虫虫虫虫虫！！

何百、いや何千？何万？と言う
中にはまた死んでなくて蠢く毛虫…
虫が大っ嫌いな私は涙目で済まない
だって足の踏み場もないんだもん！
通れないんだもん！帰れないじゃん！！
何で拾ってかないのよ！！！！

もう有り得ないぐらい果てしない遠回りをして
へとへとになって家が見えて来て
ホッとした所にまた虫虫虫虫虫虫虫虫虫ぃ！！

お、おうちに帰れないよぅ、と泣いた
幼き日の私（かわいそう）

記憶に鮮明に残ってるこの出来事は
後で知ったんですが、横田基地？に
アメリカからの荷物に紛れて
アメリカシロヒトリという蛾が入り込み
東京、埼玉、神奈川などのごく一部に
局地的にかつ爆発的に繁殖したんです

桜と言えば日本人が愛してやまない木。
アメリカシロヒトリが桜の木を枯らすと言う
噂も出て、躍起になって殺虫剤を撒いたとか

しかしですね
結局アメリカシロヒトリはほとんど鳥に捕食され
また交雑もしないんで
生態系に影響はないと分かり
逆に殺虫剤を撒く方が色々よろしくない、
となり、駆除は行われなくなりました。

40年前のほんの数年の毛虫パニック。
恐らく知っている人もごく限定的でしょう。

しかし私には桜の木＝
足の踏み場もないほど毛虫ボトボト、が
今だに脳裏に焼きついています

拾ってけえぇぇぇぇぇ！！！！
横浜市！！許さんぞあのトラウマは！！