白鳥が最期に鳴くとき｜GRAVITY(グラビティ) SNS

ヨーロッパの伝承では白鳥は生きている間は鳴かないけど、死ぬ間際に美しい声で鳴くという話があるそうです。

#LOVEBITES #SwanSong
定期的にこの曲のライブ音源を貼り付けている気がする…でもこれ見る度に泣いてしまうんだよなぁ。

メタルってやかましいだけって思ってる人いません？これもまぎれもなくメタルなんだけど、この曲は美しさと胸を焦がす熱さがあって、その美しさと熱量が見事に浄化されて最期聴く人の涙に変わる曲です。
生きている間、楽しいことだけでなくいろんな苦難と戦いながら、最期その羽を休める瞬間、命散る瞬間をとても美しく描いています。

特に2020年のライブ映像は素晴らしい。2021年のライブよりもこっちが好きだなぁ。
基本作曲者でギタリストのmiyakoさんの独壇場。クラシックを通ってきてる人で、この曲はショパンの「革命」をモチーフにしていたり、サビではドヴォルザークの「新世界より」をアレンジを変えて落とし込んでいたりするんですが、この時はいきなりショパンの革命をピアノで弾くところからスタート。その後もバンド演奏が始まればmiyakoさんイントロからバリバリタッピングするし、ギターソロ弾くし、アウトロでまたピアノに戻り最期美しく終えるという…
一度音楽好きの友人にもこの映像見せたけどアウトロでピアノに戻ったmiyakoさん見て「うわ、マジで天才じゃん…」と一言ポツリ。

基本miyakoさんの独壇場だと書いたけど他のバンドメンバーもめちゃくちゃタレント揃いだってことが分かる。基本的にスピード感ある曲なのですがそこをしっかり支えるリズム隊、ドラムなんて手数の多さもそうだし、音作りも素晴らしい。もう一人いるギタリストmidoriさんのアウトロの美しいメロディーかつ高速ギターソロもだし、何よりボーカルasamiさん歌が上手い…ギターソロ明け、一瞬のブレイク後キーを上げてのサビ一発目の音からあんだけバチーンと外さず綺麗に声が出るのは震える、鳥肌もの。見どころ、聴きどころしかない。

本当にねぇ、見てほしいのよこれは。

ツアーで来る会場普通にライブハウスだしこの曲はこの演出じゃ間違いなく出来ないだろうけど、いつかこの曲生で聴けたら泣くだろうなぁ…