是非とも！そういえば、おおくにさんは、南米文学を読まれていたなと思いつつ、カサーレスの作品は一部の飛作品とも親近性があるのですが、飛浩隆自身は英仏文学やオペラをルーツにしている人だったりしますね

@信楽 ： オペラは全く手を着けてないので気にますね🔥 特に南米文学が好きというか、技術的な面で気になる小説がたまたまあったんです。 感覚的にはドイツ文学が合ってて、ゲーテ、ヘッセ、カフカあたりがしっくりきてます。たぶん、思考と感情と行動を公平に扱う姿勢が好きみたいなのですが。 英仏文学だと正統派って感じしますよね。恥ずかしい話ですが、SFにも文学的素養がある作者がいることに最近気づいたんですよ。それで目についたところから攻めてこうと思ってます。

@おおくに ： ヘッセやカフカは学生時代読み漁ってて大好きです。しかし、それでしたら、マンディアルグやファウルズ、トレヴェニアンを下敷きにしている『グランヴァカンス』ですね。他だと円城塔はナボコフから引用しまくってますし、酉島伝法も海外文学マニアだったりします。元々はJGバラードからSFの文学化が進んだという認識ですが、ヴォネガットはもちろん、ル・グウィン『闇の左手』や、グノーシスの文脈で解けるPKディックなど、海外文学勢に読んでほしいSFもたくさんですね。私的にはヴァーリィなんかも最高です。(情報量多くてごめんなさい。。)

@信楽 ： すごい勉強なります！ わかんないことだらけですが、とにかくお勧めしていただいたのは読んだら感想いいますね、来年の春くらいになっちゃいますけど[大泣き]

@おおくに ： 全然充分です！私も元々、海外文学クラスタでしたが、当時、伊藤計劃、飛浩隆と読み進めて、現代日本SFのレベルの高さに度肝を抜かれました。どうぞお楽しみくださいませ。