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のりのりなのり
少し前のこと
上司と偶々入った藤沢(湘南台駅近く)の定食屋。ご夫婦で営まれているテーブル4×4、カウンター4くらいの小さな店。
夜は居酒屋をやっているとのことだった。
偶々入ったその店で、
偶々頼んだアジフライ定食
何故かその上司とは食や笑のツボが一緒だった。同じ時代を生きてきたからだろう。
塩を振りかけ、一口頬張った瞬間…
上司と目があった。彼の目には驚きと満足が映し出されていた。言葉は交わさないがきっとボクの顔にもそれは表れていたことだろう。
二人は無言で箸を進めた。それはアジが新鮮でふわふわで、衣がサクサクな食感で揚げ油の酸化が進まない極上の状態を存分に楽しみたいと本能的に感じたのだろう。
そうこうするうちに、ボクは一切れ目のアジフライが終わり、味噌汁で舌を初期化していたその時、上司が言った「からし頂いてもいいですか?」
そう言えば二人の定説を思い出した
「ちゃんとした味噌汁を出す店は間違いない」
この店は間違いない。
ボクの前頭葉はアジフライに関心を戻し、二切れ目は添えられていたタルタルと共に舌に乗せた。上司もタルタルだ。
「からしはどうするんですか?」
ボクの声であることは間違いないが、脳を経由してない発言だったに違いない。
「からし醤油で食べたいんだよね!」
「(何っ!?)」ダチョウ倶楽部クラスの驚嘆である。
驚きと三切れ目はからし醤油にしようというを決心を悟られないようボクは指先に力を入れてアジフライに箸を伸ばした。
以降、ボクのアジフライにからし醤油のバリエーションが加わったのは言うまでもない。
了
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