朝日が照らす新しい一日、自分らしく歩む勇気

第35話を投稿させて頂きます！
感想や応援のメッセージ等お待ちしております♪
出演者随時募集中♪

#GRAVITY連載小説
#グラな日常物語

~第35話~

だいち「警察には連絡してくれたんですよね？」

とみー「私がだいち君に連絡している間に、有栖が警察に連絡したわ。」

有栖「交通事故で出払っているため、少し時間が掛かるかも知れないそうです…。」

少しってどれくらいだ…。

だいち「僕も帰ってくる途中に、ゼロ兄ちゃんに連絡はしましたが、そもそも刑事のゼロ兄ちゃんには管轄外だから、できるだけ早く対応はするけど、そっちも少し時間が掛かるかもって…。」

とみー「だいち君の従兄弟の刑事さんね…。」

今の状況だとまりんを助けに行くには、ヒグマの直ぐ側を通らないといけない。

イッヌ「ワン！ワン！」

イッヌも戦っているが、ヒグマの攻撃を避けるので精いっぱいだ。（それだけでも凄いが…。）
怪我も負っているので、このままではイッヌも危ない。

よく見ると、イッヌは少しずつではあるが、まりんからヒグマを引き離している！
賢い犬だな。

だいち「とみーさん、有栖ちゃん、僕がヒグマを引き付けるから、その間にまりんを助けて、うちの家に逃げ込んでもらえますか？
入ったら、直ぐに玄関のドアに鍵をかけて、椅子とか机とかを置いてドアが壊されても、ヒグマが入れないようにして下さい。
そして、警察に今の状況を詳しく連絡して下さい。」

本当は、とみーさんと有栖ちゃんは巻き込みたくないが、この状況でまりんのことを頼める人が他に居ないし、性格的にとみーさんは引き下がらない。
そして、有栖ちゃんはとみーさんを放っておけない。

とみー「分かったわ。だいち君、絶対に無茶はしないでね！」

だいち「大丈夫です。僕も死にたくないので（笑）
では僕が合図したら、まりんをお願いします！」

僕は正義のヒーローでも、超人でもない。
でも、誰も傷つけさせるわけにはいかない！

cast-

流星だいち︰流星だいち

流星まりん︰まりん

イッヌ︰イッヌ🐕

広川有栖︰有栖

広川とみー︰🍺とみー🍺

※この物語はフィクションであり、実在の人物・団体・事件とは一切関係ありません。
主人公も私をモデルとしている部分はありますが、あくまでも架空の人物であり、私ではありません。

作者：流星だいち
#小説