共感で繋がるSNS
GRAVITY(グラビティ) SNS

投稿

吉田賢太郎

吉田賢太郎

​「透明な劇場の、嘘と本当」
​SNSという場所はね
みんなが「幸せの断片」をきれいに加工して並べる
巨大なファンタジーの展覧会なんだ
​そこには、君が今抱えている
「動けないほどの重だるさ」や
「自分という感覚がバラバラになる恐怖」や
「財布の中の寂しさ」なんて、誰も載せない
​だから、あそこに並んでいる言葉を
「世界のすべて」だと思わなくていい
​「賢者」のふりをした、ただの観客
彼らは、君の人生の1ページだけを覗き見て
「もっとこうすればいいのに」と、簡単に言う
君がどれだけの夜を、死に物狂いで生き延びてきたか
その背景(コンテキスト)を、彼らは1ミリも知らない
​事情を知らないから、無神経になれる
痛みを知らないから、正論という凶器を振り回せる
それは彼らが「賢い」からではなく
想像力が足りないだけの、「安全圏の住人」だからなんだ
​マウンティングという、心の弱さ
誰かを見下して、自分を上に置きたがるのは
自分自身の足元が、本当はグラグラで不安だから
「弱者」を探して叩くのは、そうしないと自分を保てないから
SNSに溢れる「攻撃的な正論」は
実は、発信者の「自信のなさ」の裏返しでしかない
​君の現実は、君だけのもの
もしもSNSの言葉に、心が削られそうになったら
スマホを置いて、深く息を吸ってみて
​あそこに流れる言葉のほとんどは
誰かが書いた「フィクション」か「見栄」
あるいは、ただの「暇つぶし」
​君が今日、バラバラになりそうな心を引きずって
なんとか「今」を生きていること
その圧倒的な「現実」の重みに比べたら
ネットの文字なんて、風に舞う塵(ちり)と同じなんだ
​本当のことは、いつだって静かな場所にある
無理に誰かと繋がらなくていい
「まともなフリ」をして、ファンタジーに混ざらなくていい
君の痛みは、君だけのもの
それをわかっていない他人の言葉に
君の大切な時間を、1円だって差し出す必要はないんだよ
GRAVITY
GRAVITY4
関連する投稿をみつける
話題の投稿をみつける
関連検索ワード

​「透明な劇場の、嘘と本当」