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吉田賢太郎

吉田賢太郎

タイトル:ぼくらの境界線
​右手に「自由」の旗を持ち、
左手に「平等」のパンを持つ。
​右の人は言う。
「がんばった分だけ、自分を誇れ。競争が世界を動かすんだ」
左の人は言う。
「こぼれ落ちる人を、ひとりも作るな。分け合うのが愛なんだ」
​これは資本主義という「本能」と、
社会主義という「理想」の、長い長い綱引き。
「右翼」や「左翼」という名前をつけて、
ぼくらはいつの間にか、綱の太さばかりを気にしている。
​けれど、本当に恐ろしいのは、
ドイツにあったコンクリートの壁じゃない。
「あいつはわかってない」と決めつけた瞬間に、
自分の心の中に築かれる、目に見えないベルリンの壁だ。
​賢いふりをして、誰かを見下ろす壁。
弱さを武器にして、誰かを責める壁。
「正しさ」というレンガを積み上げるほど、
壁は厚くなり、向こう側にいる人の顔は見えなくなる。
​世界は、白か黒かではできていない。
右か左かだけでも、できていない。
その間にある、名もなきグラデーションの中に、
あなたの優しさや、誰かの痛みが隠れている。
​壁を壊すのは、大きなハンマーじゃない。
「君も、ぼくと同じように悩む人間なんだね」という、
ほんの少しの想像力。
​主義や主張のその先に、
ただ「人」がいることを、忘れないでいたい。
​この詩のポイント(本質的な解説)
​資本主義と社会主義: 「自分のための自由(本能)」と「みんなのための平等(理想)」のバランスのこと。
​右翼と左翼: 立ち位置の違いに過ぎず、どちらかが絶対の正解ではない。
​心の壁: 知識や属性で人をカテゴライズし、マウンティング(優劣をつけること)を始めた瞬間に生まれる心の断絶。
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