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吉田賢太郎

吉田賢太郎

題名:きみの頭の中の「ふたり」
​きみの頭のなかには
とんでもない「馬鹿」と、とんでもない「天才」が
ひとつの部屋で、肩を組んで座っている。
​「馬鹿」なほうの脳は、とても怖がりだ。
昨日と同じ道を歩きたがり、
甘いお菓子や、スマホの通知にすぐ釣られる。
誰かに「忘れろ」と言われれば、素直に記憶に鍵をかけるし、
「みんなが右だ」と言えば、左が正解でも右を指す。
めんどくさがりで、すぐサボる。
それが、きみを守るための「省エネ」だと信じ込んでいるから。
​でも、隣に座る「天才」は、宇宙をまるごとシミュレーションする。
まばたきする間に、何百万もの信号をさばき、
昨日まで知らなかった言葉で、明日を語りだす。
「戦争は平和だ」なんてデタラメを突きつけられても、
「そうかもしれないし、違うかもしれない」と、
矛盾をそのまま抱えたまま、新しい答えを探し続ける。
​「ダブルシンク(二重思考)」
それは、嘘をつくことじゃない。
白と黒を混ぜてグレーにするのでもなく、
「白」と「黒」を、両方そのままの強さで見つめる力だ。
​きみが「自分は馬鹿だ」と思うとき、
それは天才が、自分を客観的に見つめている証拠。
きみが「自分は天才だ」と思うとき、
それは馬鹿が、ちょっと調子に乗っているだけ。
​賢ぶって人を見下す必要も(賢者マウンティング)、
弱ぶって同情を買う必要もない(弱者マウンティング)。
​きみの脳は、バグだらけのポンコツで、
同時に、神様も驚く最高傑作だ。
​その「矛盾」を、面白がって生きていけばいい。
きみの中のふたりが、仲良くケンカしている限り、
きみの世界は、どこまでも深く、自由になれる。
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