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吉田賢太郎

吉田賢太郎

標本:まざりあう人類のレシピ
​最初は、ひとりの「誰か」の困りごとだった。
お腹をすかせた労働者のために、
あばた顔のおばさんが振った鍋の音が、
四川の空に響いたのが、麻婆豆腐の産声。
​それは「おいしい」という風に乗って、
ある人は海を渡り、ある人は箱に詰め、
誰かの家族の「いつもの味」に変わっていった。
​武術も同じ。
自分を守るため、誰かを守るため、
ひとりの僧侶が座った静寂から始まり、
荒野を越え、スクリーンを駆け抜け、
今では世界中の「強くなりたい心」の火となった。
​文化が広がるということは、
「境界線」を消していくことだ。
​海を越えてきた真っ赤なトウガラシが、
アジアの豆腐と出会って、熱い一皿になるように。
インドの修行が、日本の心と出会って、
世界の「道」になるように。
​キミが今、口にしているその一口も、
キミが今、学んでいるその一歩も、
何千年も前の誰かが、
「これを残したい」と願った祈りのカケラ。
​私たちは、誰かが運んできたバトンを受け取り、
自分なりの味付けをして、また誰かへと繋いでいく。
​人類の歴史は、
「違い」を混ぜ合わせ、
新しい「豊かさ」を発明し続ける、
終わりのない、壮大なパーティーなんだ。
​【本質的なまとめ】
文化が広まる根本には、常に**「一人の情熱や工夫(種)」があり、それが「移動や技術(風)」によって運ばれ、受け取った人たちが「自分たちの好みにアレンジ(土壌)」**することで、全人類の共通文化へと育っていきます。
​食も、武も、そしてキミが大切にしている考え方も。
すべては「混ざり合うこと」で、もっと強くて優しいものになっていくのです。
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