投稿

いちのせ。
~精神分裂病者の手記 2
朝か夜か、もう区別がつかない。
カーテンの隙間から差し込む光が、やけに白くて、
それだけで今日は「現実寄りの日」だとわかる。
だけど、目を開けた瞬間から、
すでに境目はぐにゃりと歪んでいる。
壁に貼ったポスターの女が、
昨日より少しこちらを見ている気がした。
たぶん気のせいだ。
でも“たぶん”は、ここでは信用できない。
洗面所の鏡に映る自分は、
一瞬だけ、知らない誰かの顔になる。
それを見た瞬間、心臓がひゅっと音を立てる。
「おはよう」
誰もいない部屋で、誰かの声がする。
それが自分の口から出たのか、
頭の奥から響いたのか、もう分からない。
外に出た。
アスファルトの割れ目から、昨日と同じ雑草が生えている。
でも今日は、その草が少しこちらに首を傾げているように見えた。
――ねえ。
風の音か、草の声か。
それとも、脳の裏側のどこかが、
勝手に“意味”を作り出しただけなのか。
その時、ベンチに座っている“人”を見つけた。
年齢も性別も曖昧で、
影だけがやけに濃い。
ちゃんとこの世界に重さを持っているのに、
どこか、現実に貼り付いていない感じがした。
私は自然と、そこへ向かっていた。
「あなたも、こっち?」
その人は、少しだけ笑った。
でもその笑顔は、
“初めて会った人のもの”じゃなかった。
「ずっと、ここにいたよ」
胸の奥が、嫌な音を立てた。
“知っている”という感覚が、
何の記憶にも結びつかないまま、
確かにそこにあった。
「夢の続き?」
そう聞くと、その人は首を横に振った。
「夢でも現実でもない。
あなたが“落ちてきた場所”。」
その瞬間、世界が少し遠のいた。
人の声も、車の音も、
すべてが水の底みたいにくぐもる。
私は気づいた。
ああ、
この人は“外”の人じゃない。
これは、私の中の、
まだ言葉になっていない“何か”だ。
それでも、確かにそこに“誰か”として座っている。
「あなたは、私?」
そう聞くと、その人は言った。
「まだ、名前を持たないあなた。」
胸の奥で、何かが崩れた。
自分が、いくつに割れているのか分からなくなる。
私はその人の隣に座った。
ベンチの冷たさは、ちゃんと現実だった。
でも、その人の輪郭だけが、
少しずつ風に溶けていく。
「また来る?」
そう聞くと、
その人は、こう言った。
「あなたが“こっち側”に寄りすぎたら、
私はすぐ、ここにいる。」
私は返事をしなかった。
できなかった。
次の瞬間、
気づけば私は一人でベンチに座っていた。
ただ、胸の中にだけ、
誰かが腰を下ろしたままの重さが残っていた。
僕が立ち上がろうとすると宙を切るように世界が浮いた。
関連する投稿をみつける

友達作り

小林
めぐ
私は借金してでも絶対に親を施設に入れる
もう二度と絶対に親と一緒に暮らしたくない
元気だって無理なのに、認知症になんてなったら虐待するか自死するかの二択になる自信しかない
自分で選んだわけでもないのに、なぜ血だけで縁を切れないのか、本当に意味がわからない
親が好きな人が心底羨ましいよ。
私だって親を大事にする人生を生きたかった
素直に感謝したり甘えたりしたかった
毒親でさえなければ

こんにゃく🦭💨
#ひとりごとのようなもの

らいと
明けましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします🙇
本日、2026年元旦。
珍しく頭スッキリした状態で朝目覚めました[笑う]
覚えている限り、初めて年が明ける前に寝てしまったために、ばっちり8時間睡眠をとりました。
普段、接客業のために大型連休は仕事の事が多かったんですが、今年は珍しく31日から5日まで休みがあるのでとても助かります。
今日は一日出かけていた訳ですが、家族のと会話の中で、
『元旦から働いてる人達がいるからこうして遊べるんだよな』
と言う話になり、全くその通りだなと思いました。
今日行ったイオンの店員さん、駐車場の交通整理していたお兄さん、マクドナルドの店員のお姉さん、今日仕事だった人達も、2026年が幸多き一年になりますようにと心から思います。
もっとみる 
話題の投稿をみつける

む〜

匝🦋

ゆめ〜

たけち

スズキ

きよっ
私は一目ぼれだった。
妻となった今も私の気持ちは変わっていない。

あ🪼

🍙猫沼
フォロワーさんらとか、欲しいものあったら教えてねー

しゅん

桜でん
もっとみる 
関連検索ワード
