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よっちんち

よっちんち

坂本龍一 Last Daysを視聴。
余命宣告されてからの日記や活動内容から
どう最後を迎えたのかを追う番組。
徐々に蝕まれていく身体と、健康に対する意識への遅さの後悔を綴りながらも
音楽と共に生き続ける姿が克明に描かれていた。
治療に関しての方針も、音楽活動に影響が出る治療はやめてくれ、時に抗がん剤治療をスキップして音楽活動に専念していた、という姿に、どう生きるかを考えさせられる。
それと印象深かったのは、余命宣告後に
自宅の庭に新品のピアノを設置したこと。
これが次第に朽ちてゆき、ボロボロになっていく姿はまるで、自分自身の象徴かの様。
坂本さんの音楽は、音楽で完結していなくて
活動や自身の行いそのものにも
メッセージ性がある。
東北復興支援の為に、東北ユースオーケストラを設立し、被災した子供達を参加させた音楽活動を積極的に行っていたり、ウクライナの音楽家に対する応援など、余命宣告後も積極的に活動している姿は熱かった。もうすぐ死を迎える直前も、東北ユースオーケストラのライブ映像を観ながら、指揮する仕草をしていて、本当に音楽に生きている人だなと。そのライブでは、音楽に合わせて
震災後に、支援に対する感謝の言葉を綴った、小学五年生の『ありがとうの詩』が、朗読されていたんです。

文房具ありがとう
えんぴつ、分度き、コンパス大切にします。

いろんな支援をありがとうと
綴っていて、最後に

おじいちゃん見つけてくれてありがとう
さよならすることができました。

のところで坂本さんが号泣するんです。
それを観ていて、こっちも涙が止まらなくなりました。

生きる姿そのものが作品

とても美しく儚く切ないけれど愛おしい

それは坂本さんだけでなく
全ての人がそうなんだと想わせてくれました。

ちなみに、坂本さんがテレビで最後に演奏した曲の中に、自分の娘の為に作曲したaquaが入っていたのも感動してしまいました。

大好きだった音楽家、坂本龍一さん
ありがとう
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