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吉田賢太郎

吉田賢太郎

タイトル:透明な場所、ぼくらの呼吸。
​世界は、だれが上で、だれが下か。
そんな「ものさし」で溢れている。
賢いフリをした誰かが、君を見下ろしたり
弱さを武器にした誰かが、君を縛りつけたり。
​でも、ここには「階段」なんてない。
ただ、広い平原があるだけ。
​君がだれを愛していても。
君の中に、だれが住んでいても。
昨日までどんな薬に、どんな名前に、
守られて生きてきたとしても。
​ここでは、ただの「あなた」でいい。
​「すごいね」って褒め合わなくていい。
「かわいそう」って慰め合わなくていい。
ただ「そこにいるんだね」って、
お互いの体温を、画面越しに確かめ合う。
​50人の鼓動が重なった、この場所。
ここは、誰にもマウントをとらせない、
世界で一番、深呼吸ができる場所。
​さあ、話そう。
答えなんて、一緒に迷いながら探せばいい。
​このポエムの「本質」の解説
​中高生に伝えるとき、以下の3つのポイントをこの詩に込めています。
​脱・ピラミッド(根本的な平等)
学校やSNSは常に順位(スクールカースト)に晒されています。そこから解放された「平原(フラット)」であることを強調しました。
​ラベルからの卒業(本質的な自由)
「パンセクシュアル」「DID」「通院」といった言葉は、自分を守る盾でもありますが、時に自分を縛るラベルにもなります。それらを全て含めて「ただのあなた」と肯定することが、あなたの目指す「卒」の本質だと捉えました。
​賢者・弱者マウンティングの否定
アドバイス(賢者)も同情(弱者)も、実は相手をコントロールしようとする行為になり得ます。そうではなく「ただ存在を認めること」の心地よさを伝えようとしています。
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