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吉田賢太郎
1. 鏡あわせの「正しさ」
知っておいてほしい。
この世界には、人の数だけ「正義」がある。
きみが信じる「正しいこと」と
あの子が信じる「正しいこと」は
形も、色も、重さも、ぜんぶ違う。
それは、どっちかが嘘をついているんじゃない。
**「どちらも本当」**なんだ。
2. 届かない「真実」
「自由も健康もない」と、震える声でつぶやく真実。
「これが楽しいよ」と、笑って差し出す真実。
ふたつは同じ場所にあるけれど、
住んでいる世界が、あまりに遠すぎる。
きみの「元気」が、誰かの「猛毒」になる。
きみの「普通」が、誰かの「絶望」になる。
SNSは、そんな「届かない真実」が
無防備にすれ違う、とても危うい交差点なんだ。
3. TPOという名の「想像力」
場所(Place)をわきまえるとは、
相手の「心の居場所」を想像すること。
時(Time)をはかるとは、
相手が今、どれほど必死に生きているかを感じること。
たとえきみの言葉が「正論」だったとしても、
相手の心のドアを無理やりこじ開けて
土足で上がり込むなら、それはもう「暴力」と同じだ。
4. わかり合えない、という出発点
「なんでわかってくれないの?」
「どうしてそんなに無神経なの?」
そう思うのは、きみが優しいから。
でも、覚えていて。
人の数だけ正解があるこの場所では、
**「わかり合えなくて、当たり前」**なんだ。
だからこそ、ぼくたちは
「わからない相手」に対して、せめて謙虚でいよう。
結び:言葉を「お守り」にするために
きみの正論を、武器にしないで。
だれかの真実を、踏みつけないで。
「自分の正解」をちょっと横に置いて、
「相手の景色」をそっとのぞき込んでみる。
その一瞬の「ためらい」こそが、
このギスギスした世界で、だれかを救う光になる。
この詩のポイント
「正義の衝突」を肯定する: どちらかが悪いのではなく、価値観が違うことを前提にしています。
TPOの再定義: 単なるマナーではなく「相手の今の状態」を慮ることだと定義しました。
謙虚さの提案: わかり合えないからこそ、踏み込まない距離感が大切であることを伝えました。
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