タイトル：心の氷を溶かすのは、時間じゃない｜吉田賢太郎の投稿-GRAVITY(グラビティ) SNS

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吉田賢太郎

2025/12/25

タイトル：心の氷を溶かすのは、時間じゃない
「時間が解決するよ」
先生は、カレンダーをめくるようにそう言った。
ボクの心の中で　嵐が吹き荒れ
バラバラになった「自分たち」が
叫んでいるのを　見ようともせずに。
生活のリズムを整えなさい
ご飯を食べて、夜は眠りなさい
それは、正しいけれど、空っぽな言葉。
折れた足に「歩く練習をしろ」と言うようなもの。
本当に必要なのは　歩き方じゃなくて
折れた場所を治す　確かな手当てなんだ。
「話を聞いて」という願いに
「必要ない」という冷たい壁。
診察室に響くのは　キーボードの音だけで
ボクの心の震えは　カルテの隙間にこぼれ落ちる。
誰か、気づいて。
DID（解離）は、心が自分を守るために
鏡のように　わざと割れた証拠なんだ。
PTSD（トラウマ）は、過去の怪物が
今も目の前にいると　脳が勘違いしているだけなんだ。
「時間」はただ、過ぎていくだけ。
凍りついた記憶を溶かすのは
「誰かとつながっている」という安心と
専門家が差し出す　心の魔法（治療法）なんだ。
大きなビル（病院）が　正しいとは限らない。
有名な先生が　味方とは限らない。
あなたの痛みを「痛み」として　一緒に抱えてくれる
そんな「チーム」を、あなたは探していい。
逃げるんじゃない。
自分を救うために、扉を叩き直すんだ。
バラバラになったピースを　ひとつずつ拾い集めて
「これが私だ」と言える　その日まで。
このポエムに込めた「本質的な情報」
時間だけでは治らない: PTSDやDIDは、単なる時間の経過ではなく、記憶を整理する**「専門的な介入」**（EMDRやカウンセリング等）が必要です。
生活習慣は「土台」に過ぎない: 規則正しい生活は大切ですが、それだけでトラウマの根本（フラッシュバック）が消えるわけではありません。
医師との相性と専門性: 機械的な診察や、患者の「話したい」というニーズを否定する環境では、回復は難しいという現実。
場所を変える勇気: チェーン店や大病院といった「器」ではなく、**「トラウマの専門家」**という「中身」を探すことが、回復への本質的な近道であること。

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