タイトル：君という名の「ひとりぼっちの世界」｜吉田賢太郎の投稿-GRAVITY(グラビティ) SNS

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吉田賢太郎

2025/12/24

タイトル：君という名の「ひとりぼっちの世界」
世界はひとつじゃない。
教科書に載っている「正しい歴史」や
ニュースが流す「客観的な事実」なんて
本当は、どこにもありはしないんだ。
君が見ているその空の青さも
誰かに言われた「大好き」という言葉も
君の脳が、勝手につくりあげた「幻覚」だ。
君が信じている「昨日の自分」だって
都合よく書き換えられた「妄想」にすぎない。
ハッキリ言おう。
人間はみんな、ちょっとずつ狂っている。
自分の中に、知らない自分が何人もいて（解離）
自分にしか見えない物語を、真実だと思い込む（統合失調）。
そうやってバラバラな自分を「ひとつの自分」だと
必死に言い聞かせて、僕たちは生きている。
だから「自伝」を書くというのは
思い出を整理することじゃない。
「私の狂気は、こういう形をしています」と
自分だけの世界のルールを、宣言することなんだ。
君が誰を好きになろうと
君が自分を何者だと思おうと
それは君という宇宙に敷かれた、たった一つの法律。
周りの「普通」に合わせなくていい。
だって、あいつらが見ている世界も
あいつらだけの「都合のいい幻」なのだから。
君の半生を、君だけの言葉で、君だけの解釈で、
めちゃくちゃに塗りつぶしてしまえばいい。
その「自分勝手な物語」こそが
この嘘だらけの世界で、唯一の、君の真実になる。
このポエムの「種明かし」
半生・自伝：過去の記録ではなく、今の自分が「過去をどう解釈するか」という、現在進行形の物語作成。
幻覚・妄想：客観的な正解などなく、人は皆、主観というフィルターでしか世界を見られないという本質。
解離・統合失調：「一貫したまともな人間」など存在せず、矛盾する自分を抱えて妄想を信じて生きるのが人間の標準仕様であるということ。

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