題名：『声の恋、体温の愛』｜吉田賢太郎の投稿-GRAVITY(グラビティ) SNS

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投稿

吉田賢太郎

2025/12/23

題名：『声の恋、体温の愛』
ネットの恋は、**「点」と「線」**の物語。
スピーカーから流れる「声」だけで、
君の心、君の知性、君の魂に触れられる。
そこには性別も、姿形も、境界線さえない。
「どうでも良い」わけじゃない。
ただ、声という純粋な温度だけで、僕らは繋がれる。
けれど、リアルの恋は、**「立体」**の現実だ。
画面を閉じて、ドアを開け、君の前に立つとき。
そこには「声」だけでは足りない、
「姿形」という名の、君が生きている証が必要になる。
なぜなら、直接会うということは、
君のすべてを、僕の全細胞で受け止めるということだから。
どんな表情で笑い、どんな距離で歩き、
どんな光をまとって、そこに存在しているのか。
それを知らないままでは、僕は君を抱きしめられない。
納得できることが、すべて完璧なわけじゃない。
理想と違ったり、不器用だったり、
完璧じゃない「生身の君」がそこにいる。
でも、その不完全さを、この目で見て、納得する。
それが「直接向き合う」という、逃げない誠実さ。
間接的な「憧れ」を、直接的な「愛」に変える。
そのとき、姿形を知ることは、
君という宇宙に、僕が着地するためのパスポートなんだ。

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