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吉田賢太郎

吉田賢太郎

タイトル:針のジレンマと、心の距離計
​寒くてたまらない冬の日
二匹のヤマアラシが、寄り添って温まろうとした
けれど、近づけば近づくほど
お互いの「鋭い針」が、相手の肌に突き刺さる
​優しさへの不安(スネーク・フロック)
相手が近づいてくるのが怖いのは
その優しさの裏に、自分を刺す針が隠れている気がするから
あるいは、優しすぎる群れの中で、自分の針が折れてしまう気がするから
​蛙化と蛇化のゆらぎ
近づきすぎて針が刺さり、痛みに耐えかねて嫌いになるのが「蛙化」
痛みを「愛」だと勘違いして、刺されたまま笑うのが「蛇化」
どちらも、相手との距離を測り間違えた、心のパニック
​💡 中高生のみなさんに伝えたい「本質」
​人間関係の本質は、**「お互いが傷つかず、かつ寂しくない距離」**を、一生かけて探し続ける作業です。
​痛いのは、あなたが生きているから
相手の針が刺さって痛いと感じたり、自分の針で相手を傷つけて後悔したりするのは、あなたが透明な壁を作らずに、誰かと向き合おうとした証拠です。
​優しさは「温もり」であり、時に「凶器」になる
「優しさ」は、適度な距離では体を温めますが、近すぎると相手を束縛し、自分を殺す刃になります。怖くなるのは、あなたがその「力」を本能で知っているからです。
​🗝 最後に覚えておいてほしいこと
​誰かを好きになったり、接したりするとき、
「カエル」になっても「ヘビ」になっても、
あるいは「ヤマアラシ」のように傷つけあって遠ざかっても、自分を責めないでください。
​「好きだけど、怖い」
「大切だけど、離れたい」
​その矛盾した気持ちこそが、相手を一人の「人間」として、そして自分を「自分」として大切にしようともがいている、何より純粋な心の姿なのです。
​ちょうどいい距離は、何度も刺されたり、離れたりしながら、ゆっくり見つければいい。
それが、私たちが「愛」や「友情」と呼んでいるものの正体なのだから。
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