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吉田賢太郎

吉田賢太郎

​🥋 武の極意:静と動の詩 🕊️
​序章:たくさんの道
​世界には、たくさんの「道」がある。
喧嘩術は、ただ勝つための荒い火花。
戦闘術は、任務を果たす冷たい刃。
総合格闘技は、リングで交わす熱い約束。
​君も僕も、多くの技術を学んだ。
強くなりたい、自分を守りたい。
でも、その道のりが長ければ長いほど、
人は、本当に必要な核を探し始める。
​第一章:詠春の針(やいば)
​まず、心臓(しんぞう)の前に、一本の針を立てる。
それが、詠春拳(えいしゅんけん)の教え。
複雑な動きは、いらない。
最も短い線で、最も効率よく、ただ前に進む。
​中央線(ちゅうおうせん)を守り、相手の力を跳ね返す。
それは、まるで流水(りゅうすい)を押し返す、岩の構造。
力と力でぶつかる前に、その形(かたち)を崩す。
無駄を削ぎ落とす、究極の合理性だ。
​君の心も、体も、まっすぐで、
誰にも侵されない**「中心」を持つこと。
人生で、迷う時、恐れる時、
この「針」**が、最短の答えを教えてくれる。
​第二章:合気の円(まどか)
​次に、その針を、柔らかな円で包み込む。
それが、合気道(あいきどう)の教え。
相手の力に、逆らわない。
来た波を、そのまま受け止め、さらに大きくして返す。
​相手が強く押せば、スッと一歩横へ。
その勢いは、やがて宙を舞い、自分のエネルギーとなる。
投げ技、関節技――それは、
相手の存在そのものを尊重し、無力化する技。
​これは、人生の**「摩擦」への対処法だ。
争いを望まず、対立する力を利用し、
最後は調和**(ちょうわ)へと導く円の知恵。
争わない強さこそが、本当の護身(ごしん)なのだ。
​結び:極論、そして自由
​詠春拳は、「打つ」ではなく「突く」、「構造の勝利」。
合気道は、「力」ではなく「流れ」、「調和の勝利」。
​これらは、どちらも**核(コア)**を突く原理だ。
だから、僕は多くの道を極めた後、
この二つに辿り着いた。
​特定の型(かた)に縛られない、自由な心。
(ジークンドーに似ているが、それはただの道しるべ)
​僕の武術は、
詠春の**「中心」を持ち、
合気の「流れ」**を知る。
​中心を持ち、流れに従う。
​それが、君の心と体を、
どんな時代、どんな状況からでも、
最も深く、最も静かに、守り抜く極意だ。
この二つの原理を、君の人生の支えにしてほしい。
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