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く
『花彩命の庭 ― 花咲き見習いと暴れん坊スプライト』
ルイは町でも有名な“落ちこぼれ庭師”だった。
植木鉢に種をまけば枯れる。
水をやれば泥になる。
手入れをすれば大惨事。
それなのに、なぜか本人は堂々としていた。
「俺、いつか伝説の庭《花彩命の庭》を咲かせるんだ!」
周りは笑っていたが、本人は本気だった。
そしてある日、ルイは偶然見つけてしまう。
古い森の奥で、まばゆい光を放つ門を。
「これって……まさか、本物の……!」
興奮のあまり踏み込んでしまった瞬間——
「いったぁぁぁああ!!」
何かが頭に激突した。
見れば拳ほどの小さな生き物が、
ルイの髪にしがみついていた。
羽を生やした小さな生き物。
いたずらっぽい目をしている。
「ちょっとぉ! 誰の庭に勝手に入ってんのよ!!」
「えっ、庭!? ここが花彩命の庭!?」
「そうよ!! しかもあたしが管理してるんだから!!
名をフローラという!! 偉大なるスプライトよ!!!」
やたら態度が大きい。
ルイは勢いのまま頭を下げた。
「ご、ごめん! でもどうしても入りたくて……
俺、この庭を見つけたら花を咲かせるって!」
フローラはジト目でルイを見つめた。
「落ちこぼれ庭師のくせに?」
「そんなに有名!?」
「悪い意味でね!」
しかしフローラはひょいと宙返りすると、
ニヤリと悪戯っぽく笑った。
「まぁいいわ。
あんた、面白いから特別に試験してあげる。」
「試験!?」
「そ。花彩命の庭はね——
“使用者の心を見て花が咲く”の。
だから、心がぐにゃぐにゃしてる人間だと、
とんでもない花が咲くのよ。」
「とんでもない花って……」
フローラはポンと手を叩いた。
周囲の花が一斉にぐにゃりと形を変えた。
ハート形の茎、
燃えるようなトゲ、
なぜか飛び跳ねて逃げる芋虫のような花……
「な、なにこれ!!?」
「さっきあんたが庭に入ったときの心を映した花よ。」
「俺の心どうなってんの!?!?」
フローラはお腹を抱えて笑った。
「ほら、やっぱり落ちこぼれじゃない!」
「まだ何もしてないのに評価がひどくない!?」
そんなやりとりをしながら、
ルイはフローラの指導で試験に挑むことになった。
課題はシンプル。
——『庭の中心にある“心の泉”で、自分の花を咲かせること』。
泉までの道は、
ルイが一歩進むたびに花が爆発したり跳ねたりする。
「あんたの心、落ち着きなさすぎじゃない?」
「初対面のスプライトが頭突きしてくるからだよ!!」
言い合いをしながら進むほど、
花は少しずつまともになっていく。
やがて泉にたどり着いたとき、
フローラはふわりと静かに言った。
「じゃあ……あなたの“本当の願い”を見せて。」
ルイは目を閉じた。
ただ一つ、昔から抱えていた想いが胸に浮かぶ。
——“綺麗な花で、誰かの心を救いたい。”
その瞬間。
泉の上に、
ひとつの花が咲いた。
淡い光をまとい、
空の色と大地の色が重なったような、不思議な色。
フローラが目を瞬かせる。
「……ルイ。
あなた、本当に落ちこぼれだったの?」
「いや……自分でもよく分かんない……」
「これ、花彩命の庭でも滅多に咲かない“心花”よ。
あんた……本当に優しい心してるんじゃない?」
ルイは照れくさく笑った。
「フローラのおかげだよ。
お前がバカみたいに騒ぐから、逆に落ち着いたというか……」
「だれがバカよ!!!」
「痛っ! なんで殴るの!?」
「虫が止まってたの!」
「いないよ!?」
庭に、明るい笑い声が響いた。
花彩命の庭は、
誰かの心がふっと軽くなる瞬間を
一番美しく咲かせる庭だった。
泉に咲いた一輪の心花は、
その証のようにゆっくりと輝いていた。
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ほし
冒頭、宮川さんが、
出川ガールズと対比して
女芸人のことを薬湯みたいな
ニオイと言っていました[笑]
最初はイモトの珍獣スタンプツアー🇵🇭
今回は珍植🌱
フィリピンマメジカ。
シカでないのでツノが生えていない。
リヴリーのスノードットに似てる🤣
ラフレシアだって。
現地の方が横断幕で迎えてくれました。
テトラスティグマ
ブドウ科の木のつるに寄生。
根や茎をもたない全寄生植物。
絶滅危惧種に指定。
擬態コノハムシ
恋乃葉虫?
フィリピンイーグル🦅
なぜか鷲イイじゃんと発言
▶葉ぁ?
コイヌガオフルーツコウモリ
ドリアンの受粉をやっている。
結果、見つけたラフレシアは、
デカくもなければ臭くもなかった汗
通常、受粉のためにハエが
近づくよう臭い。
#イッテQ!
#その一

あきりしま
回答数 19905>>
喜多川海夢もビジュめちゃくちゃ良いけどゴリゴリピアス開けとる…と頭抱えがち

君の愛人

あおい
オタ話するのは楽しい友達いるんだけど
その子のひがみ癖が気になってしまう…
この前会った時に解散した後ドラスト行くって言ったらついてきて化粧品とかスキンケア商品見てた時ずっと横で「化粧どうやったらいいかわかんない」「スキンケアもそんな金かけたくない」ってずっと言われて面倒だった…
化粧は
「メイク動画とか見ても自分の顔に合わない」
「地の肌色が悪いから合う色がわかんない」
みたいなこと言ってて
自分の顔と近い美容系YouTuber探せば?まずは真似てみるとか、自分がどんなメイクしたいのか決めるとかしてみたら?
って言ったら「金かけたくない」の一言。
じゃあ知らないよ。笑
スキンケアの時は私が肌弱いからやっと肌に合うちょっと値が張る化粧水(と言ってもドラストで買えるモノ)みて
「化粧水とかにそんなお金かけれない」「安いのたっぷり使った方がよくない?」って言われてげんなり…
何にも美容成分浸透しなさそうな厚顔無恥で肌強いんだねーって言いそうになった。そんなこと思ってしまった自分が嫌になってますますげんなり…
何にもしないでいつまでも芋臭く居ればいいじゃん。

樰-YUKI-
僕はいつからこんなに弱くなった?
僕はいつから孤独に耐えられなくなったの?
ずっとずっと孤独だったじゃん?
慣れてるでしょう?
辛いとか苦しいなんてもう忘れちゃえばいいよ
そうしたらきっとずっと笑ってられるよね。
仮面を被るのは得意でしょ。
周りに合わせて笑ったり泣いたり怒ったりして
人の顔色を伺って小さい頃から生きてきたよね
出来るよね?しっかりしよ?泣き言言ってんな。ちゃんとしろよ。僕は平気だよね?うん。
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ハリ@

夏野
ひろしちゃんの緑は青寄りの緑(ターコイズっぽい)だし。

おかち

ピクルス
ローアングルブスの意味は?
ローアングルブスは、主にSNSやネット上で使われる言葉で、特定の視点から撮影された写真に関連しています。この言葉の意味を詳しく説明すると、以下のようになります。
定義: ローアングルブスは、カメラを低い位置から撮影することで、被写体が通常よりも大きく、または強調されて見えるようにする技法を指します。この手法は、特に人物や物体を印象的に見せるために使われます。
使用例: この技法は、特にファッションやポートレート写真でよく見られます。被写体の存在感を強調したり、視覚的なインパクトを与えたりするために利用されます。
文化的背景: SNSの普及により、個人が自分の写真をシェアする際に、視覚的な魅力を高めるためにこの技法が人気を博しています。特に、インフルエンサーやモデルがこのスタイルを多用することで、一般の人々にも広がりました。
このように、ローアングルブスは視覚的な表現を豊かにするための一つの手法として、現代の写真文化において重要な役割を果たしています。

おまぐ

おかち

きなた
これがライブの醍醐味だなぁと

ぬいこ

٩(メラ

🍅Aru_:(
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