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ちゅう
雨したたるや
叢雲の
涙にくれて
月も隠れぬ
【意訳】
漆黒の夜空に
叢雲(むらくも)から
雨のしずくが落ちてくる
それはまるで雲が涙しているようで
その涙に包まれるようにして
月はすっかり姿を隠してしまった
#短歌
#AIイラスト

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ひさ


珠雅(しゅが)
兵たちの戯れ。カジュアルな斬首刑ごっこ
✧• ─────────── •✧
どこかの異世界の王国軍の練兵場にて。
「ねえ、暇だし首の刎ね合いして遊ぼうぜ!」
兵士1――自称・期待のルーキー、アルフレッドが、錆びた剣を片手に校庭でドッジボールに誘うような気軽さで言った。
「おっ、いいじゃん。それ、先に三回首飛ばした方が勝ちね」
二つ返事で応じた兵士2のバッシュは、負けた時のリスクも忘れない。「負けた方は昼飯のデザート、プリンを譲ること。異論はないな?」
「望むところだ! れでぃー、ふぁいっ!」
ガキンッ! と鋼鉄のぶつかり合う音が響く。模擬戦用の木刀? そんな生ぬるいものはこの『超速蘇生軍団』には存在しない。
キンキンキン! 火花が散り、剣筋が空を裂く。
「おらぁ!」
「あ、やべっ」
ズシャッ、ボトッ。
スイカ割りでも成功させたような快音と共に、バッシュの頭部が重力に従って地面へ転がった。
第2章:想定外の「Empty」
「おっしゃ、一回戦先取!」
アルフレッドはガッツポーズを決め、転がった友人の頭を拾い上げる。
「あー、いてー。マジかよ。はよ蘇生装置頼むわ。首だけだと視界が回ってキツい」
「任せろって。最新型の魔導蘇生機、ポチっとな!」
だが、機械から帰ってきたのは、無慈悲な電子音だった。
『ピー! エラー! 魔力タンクがEmptyです。蘇生には上官の魔力充填が必要です。マニュアル操作で救命を遂行してください』
「……え?」
「え? じゃないよアル。俺、ここでおさらばなの? え、マジ? ウケるんだけど(笑)」
喋る生首を抱え、アルフレッドの顔から血の気が引いた。
第3章:将軍、降臨
「あっちでバトス将軍が素振りしてる! あのおっさんに泣きつこう!」
アルフレッドは脇にバッシュの生首を抱え、猛ダッシュで将軍のもとへ駆け寄った。
「将軍! 助けて! 仲間が死んじゃう!」
巨躯を誇るバトス将軍は、素振りを止めて眉を潜めた。
「あ? なんだ、敵襲か……って、お前、何を小脇に抱えてるんだ?」
「バッシュの首です! 蘇生装置がガス欠で!」
「……はあぁぁぁ!? お前ら、何してんの? アタオカなの?」
第4章:蘇生魔法の乱れ打ち
状況を把握したバトス将軍の頭痛は、全盛期の魔王軍襲来時を超えていた。
「お前らなぁ、あの装置は魔法兵が定期的に魔力を注ぎ込んで維持するもんなんだよ! なんで新兵の遊びのために全容量使い切ってんだ!」
「へへっ、遊んでました。でもちゃんと訓練の後ですよ?」
バッシュの生首が器用に笑う。
「まだ生きてるお前も大概だがな! ったく、貸せ!」
バトス将軍はバッシュの首と体を無理やりくっつけると、伝説級の魔法を惜しげもなく叩き込んだ。
「リザレクション、フルヒール、ついでにボディリペア! おい、付いたか?」
一瞬で肉体がつながり、血管が再生され、バッシュはピョンと飛び起きた。
第5章:教育的指導(?)
「ぷはぁっ! 生き返ったー!」
首を回して馴染ませるバッシュを見て、将軍は深く、深いため息をついた。
「いいかお前ら。もうこんなバカな遊びはするなよ? 次はちゃんと蘇生装置に魔力を込めてもらってからやるんだ。わかったか!」
「「はーい!!」」
第6章:勝負の行方
呆れ果てた将軍が素振りに戻るのを見送りながら、アルフレッドは不敵に笑った。
「さて、一回飛ばしたから俺のリードだな。さあ、食堂へ行こうぜ。約束のプリン、楽しみにしてるぜ!」
「くっそ、次は負けねぇ。次は絶対お前の首を真っ先に飛ばしてやるからな!」
夕日に向かって歩き出す二人の兵士。その会話は、どこまでも平和で、どこまでも狂っていた。
✧• ─────────── •✧
[完]


スピカ


居間に、います。


かいくんち


亀太郎の玄孫
僅かに残った体毛を揺らし、脂肪に覆われて生殖器の判別も難しそうな姿で歩いているのが人間だった。
昨今の筋トレブームは単純に機械文明の発展により筋肉を必要としなくなった結果だと思っていたけど、もしかすると本質的には生物としての威厳を回復しようとする人間のささやかな抵抗なのかもしれない。
筋肉も性別も、ただ生きて死ぬだけの人生に於いてそれほど重要ではない世の中になればなるほど男はより男らしく、女はより女らしくあろうとするのだろう。しらんけど。
Walk This Land

ゆう
絵を描くのが好き!ボカロも好き!

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